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“幸せな暮らし”の必須条件は広さではない? 家を買うなら一戸建てかマンションか

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

4人家族が幸せに暮らせるのは集合住宅か一戸建てか

マンションと一戸建て、それぞれにメリットとデメリットが(写真はイメージ)【写真:写真AC】
マンションと一戸建て、それぞれにメリットとデメリットが(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 以上の2つの調査からは、やはり居住者数が多いほど「広さ」を求める傾向にあることが分かります。具体的な住宅タイプで考えると、4人家族に関する調査で1位になった「100平方メートル~120平方メートル未満」を実現するには、マンションだと物件数の面から少し難しいかもしれません。

 とはいえ、一戸建てとマンションにはそれぞれ異なるメリットが。清水さんはそうした点もよく踏まえた上で物件を選んだ方が良いと話しています。同社が今年4月に発表した「不動産のプロが選ぶ! 『一戸建てとマンション 子育て世代におすすめの理由』ランキング」(※3)から、それぞれのメリットを見てみましょう。

【一戸建てを子育て世代におすすめする理由】
1位「子どもが家の中で騒々しくても周囲に気を使いすぎなくて良いから」70.0%
2位「専用の駐車場を持てるから」51.4%
3位「ペットを飼うことができるから」44.5%

【マンションを子育て世代におすすめする理由】
1位「防犯面で安心できるから」62.9%
2位「駅から近い物件が多いから」43.8%
3位「共用施設・サービスが充実しているから」28.6%

「この調査に回答していただいたのは、売買仲介を主業務とし、子育て世代のお客様に対応したことがある不動産会社様ですので、最も現場に近い声です。一戸建てに関してはやはり階下の入居者への騒音を気にしなくていいというのが大きなメリットです。実際に『コロナ禍でテレワークが普及し、共同住宅の場合は上下階の騒音トラブルが増加している』といった声も目立っていました。

 マンションのメリットに防犯を挙げた不動産会社様が多い背景には、共働きカップルの増加もあるようです。また2位の「駅から近い物件が多いから」については、『立地が良い場所はマンション価値が下がりにくい』と、資産価値の観点からおすすめする声もあります」

(※3)調査対象:売買仲介を主業務とし、子育て世代のお客様を担当したことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店599店