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からだ・美容

性欲の強さがパートナーと違う…欲求不満は体に影響する? 性欲の悩みをどう考えるか

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:OliviA

一度抱えると解決が難しくなりがちな性欲の悩み、どう考えるべき?(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
一度抱えると解決が難しくなりがちな性欲の悩み、どう考えるべき?(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

 食欲や睡眠欲といった体に関する“欲”は、健康のバロメーターにもなります。そこで気になるのが性欲。日常であまり語る機会がない人も多く、一度悩みを抱えると解決が難しくなることもあるでしょう。性との向き合い方に悩む読者の皆さんから寄せられたご相談に、ラブライフアドバイザーのOliviA(オリビア)さんが優しく回答するこの連載。今回のテーマは「性欲について」の後編です。強い性欲を感じても性行為ができない場合、体への影響はあるのか? パートナーとの性欲の差を解決する方法はあるのか? OliviAさんのお答えは性行為だけでなく、夫婦生活全般に役立つかもしれません。

 ◇ ◇ ◇

セックスがしたいのにできない…体に影響はあるの?

【今回のお悩み1】
「性欲があり、能動的に性行為をしたいと思うことがあります。でも、パートナー候補と出会う時間や機会がなく、いわゆる『欲求不満』の状態です。『今すぐ誰でもいい!』と思うほど追い詰められてはいませんが、欲求不満の状態が長く続くと、健康やメンタルに何か影響を及ぼすのではないかと心配です」(未婚・30代女性)

 具体的に「こういう症状になる」ということはありませんが、できない状態にイライラすると、ストレスで不調になることがあります。また、パートナーがいる場合は「性行為を求められていない」という状況にストレスを感じると、自己肯定感が低下し、自信がなくなってしまうこともあるでしょう。

「セクシャルファンタジー」と呼ばれる性的な空想やマスターベーションは、こうしたストレスを解消する効果があります。映画や小説、漫画などフィクションの力を借りて性的な空想を思い描いたり、マスターベーションを補助するフェムテック製品を使って行為を試したりなど、1人でもできる性的な体験は意外と豊富ですよ。

 そういったことを取り入れて自分のストレスをコントロールし、フラストレーションを飼い慣らしていくことは大切です。性的発散とは他者を要してだけするものではありません。自分で自分を満たす行為もとても重要なのです。

 もし「他人との性行為をしたいのにできない」という状況であれば、発想を転換して“自分を深掘りする期間”と考え、1人でできる性行為を探求してみるのはいかがでしょうか? パートナーとの性行為を再開した時も、それを生かせると思います。