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平野レミさん“食べれば”シリーズ誕生秘話 家族がハッピーになるごはんとは
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買ったお惣菜もつけダレ一つで我が家の味に
仕事や家事育児で疲れていても、毎日の食事は必須。けれど、どうしてもごはんを用意する気力が湧かず、出来合いのお惣菜やそのまま出せるお刺身、デリバリーなどに頼る日が出てきますよね。それで「手抜きをしてしまった」と罪悪感を覚える人は、少なくないよう。
自らも“働くお母さん”として2人の息子さんを育ててきたレミさんが、そんな時はどんなマインドでごはん作りに取り組めばいいかアドバイス。ちょっとした工夫で“我が家の味”に近づけるのも一つの手! とのこと。
「例えば、お刺身一つとっても、おしょうゆに刻んだパクチーを混ぜたり、ゴマを入れたりするだけで、味を変えておいしく食べられる。買ってきたトンカツだって、キャベツをいっぱい刻んで添えれば、野菜がたっぷり摂れるわよね。私は昔、コンビニおでんを買ってきて、作ってあったおいしいレミじょうゆを薄めたおつゆに具を入れるだけ、そうしたメニューを食べさせたことがありましたよ(笑)」
また、常備菜やおだしを冷凍しておいて、日々のごはん作りに活用するのもおすすめだそう。
「私も、冷凍庫に煮物やおだしがいっぱい入っています! 特におだしは、小分けにして冷凍しておけば、おみそ汁でもスープでもさっと作れてすごく便利」
そして、実はそれほど手間をかけなくても、自分の家で簡単にごはんを作る術があることを知っておいてほしいそうです。
「今日食べたものは3か月後、体に出てくるといわれているから、一食一食が大切。大人はもちろんだし、子どもならなおさらよね。それにやっぱり家で作った方が、自分たちのベロ(舌)に合う料理になるからおいしいの。買ったお惣菜を否定するわけではなく、無理がない範囲で手料理を食べさせることで、家庭で作ったものと外で買ってきたものの『違いが分かる子どもに育てられたらいいな』って思いますね」