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実録・七五三で義母と衝突 年子のきょうだいの数え年と満年齢は分けるべき?
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数え年と満年齢 一緒にやるのは手抜き?
昨年、香織さんの長女は数え年で7歳、長男が満5歳でした。そこで夫と話し合い、一気に七五三を済ましてしまおうという話になったのだそうです。しかし、そこでまたひと悶着。義実家に七五三の予定を伝えると、また香織さんの元に義母から電話がかかって来たそうです。
「義母は、満年齢と数え年を混ぜてやるなんて手抜きでみっともない、長女の七歳の七五三は改めてきちんとやりなさいと言ってきたんです。これだから都会の人は、とまた言ってましたね」
これについ“反論”スイッチが入ってしまった香織さんは「すみません、都会のほうの人間で気が利かなくて……」。とにかく口だけ出して、お金は出さない義母とはこれ以上、争いたくなかったので、説得はご主人にバトンタッチしたといいます。
結局、七五三のお参りは義実家まで行かず、長女長男とふたりまとめて家の近くで執り行ったそうです。角が立たないよう、香織さんの両親も呼ばず、お祝いも辞退して家族だけで七五三をしたのだそう。
「もちろん、昔からの習わしなので義母の言う通り、丁寧にやるのも大切だとは思います。しかし、時間もないですし、子ども達の教育費にお金をかけたいので、合理的にやるのもひとつだと思うんです」
それぞれの両親には、孫の成長の「あかし」として、写真スタジオで前撮りした写真を送りました。
義母の無言の反撃にショック 一方で夫婦の絆は強固に
今年の正月。ご主人の実家に帰った時に、義母は七五三のことについては一切、なにも言わなかったといいます。しかし、香織さんが自分たちの布団を出そうと押し入れを開けると、ふたのあいた段ボールの中に無造作に入れられていた長女長男の七五三の写真を発見したそうです。
「私の目に触れるようにわざと置いたとは思いたくないですが、それを見たときはちょっとショックでした。心から孫の成長を楽しみにしていないのかなあって。七五三に実家に帰ってこいというのは、自分たちのご近所に対しての見栄だったんでしょうか」
結局、自分達のやり方を貫いて良かったと感じたという香織さん。幸いにもご主人は夫婦で稼いだお金の使い方は、ふたりで決めるという香織さんの考え方を深く理解してくれているそうです。
義母がまた何か口出しをしてきても、千歳飴のように粘り強く、自分のやり方を主張していきたいと香織さんは笑いました。
(Hint-Pot編集部)