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日没が早まる秋 自転車の重大事故に注意! 早めのライト点灯や服装が大切
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サドルの高さを調整するパーツにリフレクターを!
――視認性を高めるものとして、自転車のリフレクター(反射板)を付けるのが望ましいとされていますね。
「リフレクターは、ライト(前照灯)やベル(警音器)と同様に設置が義務付けられている保安部品です。リフレクターは道路交通法により、後方からの自動車やオートバイなどのライトに反射して、自転車を相手に認知させるものです」
――リフレクターはどこに付けるのが一番効果的ですか?
「大人が乗る自転車でしたら、自動車やオートバイのライトに効率良く反射する向きを確認し、サドルを留めているシートポスト(サドルの高さを調節するパーツ)の上部に設置します。また、車体の小さな子ども用自転車にしても、後方から視認しやすく効率良く反射する場所として、シートポスト上部位置が望ましいでしょう。後方からの視認を考慮してリフレクターの設置数を増やす工夫も必要です」
時間にとらわれず早めのライト点灯を
――秋から冬は何時頃からライトを点灯すべきですか?
「道路交通法によれば、ライト(前照灯)は夜間やトンネルなど暗部を走行する時には必ず点灯させなければならないと定められています。この夜間とは日没時から日の出時までを指します」
――天気なども考慮が必要ですね。
「雨天時などで視界が悪くなって暗く感じた時には、早めに点灯するのをおすすめします。ライトをつけることで、濡れて滑りやすい道路の路面状況を把握できたり、歩行者など他の交通を視認したり、相手側からも視認してもらえたりと役立ちます。時間にとらわれず、状況に応じて早めの点灯が望ましいといえます」