からだ・美容
39歳乳がん罹患者が行った抗がん剤副作用対策 副作用は脱毛、膀胱炎、ホットフラッシュも
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抗がん剤で起きた副作用まとめ
私が経験した主な副作用一覧は以下です。
【体調的なもの】
○発熱
投与数日後に熱が上がる。
○腹痛、下痢
投与後1週間~10日に何回か。食事記録を参考に注意すると、回を追うごとに楽に。
○胸のムカつき
投与後1~2週間の間で何度か。1度だけ頓服の薬を飲んだ。
○末端のしびれ
ひどくはないが、何となく手足に違和感。
○全身の痛み(関節や骨の中が痛む)
投与3日後くらいから10日後までは日常的に。この間の痛み止めは必須だが、ゆっくりお風呂に入るなど工夫して、時間が経つのを待つ。
○日常的な倦怠感
だるくなったらすぐに横になる。抗がん剤治療中の3か月は疲れやすかった。
○ホットフラッシュ(急な汗やほてり)
3回目の治療後くらいから一日のうちで定期的にやってくるように。
○膀胱炎
自覚症状はなかったが、検査の数値で判明。薬と水分摂取で対応するも、以後はなりやすく、トイレが近い体質に。
○足のむくみ
治療中は少しむくみやすい程度だったが、4回目の投薬が終わった後は激しいむくみが起こり、1か月ほどはかなり気になった。
【外見的なもの】
○脱毛
初回投与から2週間目くらいで頭髪が抜け始める。すべては抜けず、まだらに残る状態に。抗がん剤治療中は生えてこない。抗がん剤終了から2週間ほどでうぶ毛のようなやわらかい毛が生え始め、2か月経ってだいぶ密度が濃くなる。4回目の投与後に気づくと、上まつ毛半分、下まつ毛はほぼなし、眉毛も半分ほどに。眉毛は髪の毛に比べると比較的早く元に戻り、まつ毛は戻りが遅め。
○爪の黒ずみやはがれ
初回投与から3週間目くらいで、爪の根元が黒ずんでくる。4回目の抗がん剤後は、爪の先と肉がはがれてくる爪甲剥離症のような状態に。2か月経って徐々に改善。