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晩秋から初冬 切り花やプランターなどで楽しめる草花5選 年単位で育てられるものも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

バラの実(写真はイメージ)【写真:写真AC】
バラの実(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 日没が早く、あっという間に外が暗くなるこの時期。せめてお部屋の中には華やかな雰囲気が欲しいものですよね。次第に肌寒くなる11月は、落葉前の紅葉のイメージもありますが、健気に咲く花もあります。この時期に家で楽しむおすすめの花について、フラワー&グリーンコーディネーターのなかりえこさんにお話を伺いました。

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長く楽しめるバラの実 ドライにしても楽しめる

 冬本番を前に、植物たちの生長はややスローペースに。お花の数もやや少なめになる時期です。そんな中でも元気に咲き、見頃のお花があります。晩秋から初冬に、切り花やプランターなどで楽しめるおすすめのお花を紹介しましょう。

【バラの実】
 野バラ、ローズヒップとも呼ばれるバラの実。出始めは実の色がグリーンですが、季節が進むとオレンジやレッドのものが出回ります。この時期に美しいバラと一緒に花瓶に生けるものおすすめです。

 時間が経つと実にシワが寄ってきますが、ドライにすることもできるので、長く楽しめます。ドライにしたものはそのまま飾ってもいいでしょう。またはアレンジして季節のリースにしてもかわいいですよ。

ふんわり生い茂る小花が人気のアリッサム

小花がふんわり生い茂るアリッサム(写真はイメージ)【写真:写真AC】
小花がふんわり生い茂るアリッサム(写真はイメージ)【写真:写真AC】

【アリッサム】
 アブラナ科の一種のアリッサムは、小さな花をたくさん付けてふんわり生い茂るように咲く姿がかわいらしく、人気があります。店頭では鉢植えをよく見かけるでしょう。本来は多年草の植物ですが、高温多湿に弱いため、日本では一年草扱いにされることが多い植物です。

 横に広がる性質があるので、グランドカバーや寄せ植えにも人気。日当たりが良く、風通しのある場所で育てましょう。霜が当たると株が傷むので注意が必要です。また、蒸れに弱いので水をやりすぎず、表面が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

 高温多湿を嫌うため、夏場は日陰で管理する必要があります。梅雨前に切り戻すと風通しが良くなり、蒸れにくくなりますよ。また秋には、伸びすぎた茎を短く切り戻すと新芽が出てきてこんもりとした株に育つので、長く楽しんでいただきたい植物です。