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からだ・美容

自律神経の乱れでイライラや不眠…体の背面を伸ばすストレッチ2種で目指せすっきり!

公開日:  /  更新日:

著者:滝沢 ななえ

元バレーボール選手の滝沢ななえさん。現在はパーソナルトレーナー【写真:荒川祐史】
元バレーボール選手の滝沢ななえさん。現在はパーソナルトレーナー【写真:荒川祐史】

 忙しい日々は充実感がある一方、ストレスが溜まりがちですよね。夜眠れなくなったり、理由もなくイライラしたり、不安になったり……という方は要注意。強いストレスにさらされている心身からのSOSかもしれません。そこで助けになるのが、腰背部のストレッチ。自律神経にとって重要な背骨部分をケアすることで、心身のバランスの乱れを整えます。都内で女性専用のパーソナルジムを主宰する、元バレーボール選手の滝沢ななえさんに教えていただきました。

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何となく感じる心身の不調は自律神経の乱れが原因かも

 寝つきが悪い、全身のだるさが抜けない、怒りっぽくなったり不安感があったり……。そんな「何となく」感じる心身の不調。その原因は自律神経の乱れにあるのかもしれません。

 自律神経とは、体温や代謝など体のさまざまな機能をコントロールする神経のこと。活動する時に働く交感神経と、体を休める時に働く副交感神経が、バランスを取りながら働いています。

 ところがストレスなどによってこの神経バランスが崩れると、心身にさまざまな不調が現れるのです。

 特にストレス社会といわれる現代では、交感神経が刺激されて活発に働く傾向があります。朝から調子が悪い、何だか怒りっぽくなったりイライラしたりして、家族や物にあたってしまう……。そういうことって、よくありませんか? 私もパートナーにあたってしまい、逆に怒られることがありますが(笑)、そういう時って罪悪感も生まれて、自分自身もつらいですよね。

 ですから毎日気持ち良く過ごすには、自律神経を整えることがとても大切。そこで、神経のバランスを整えてくれる2つのストレッチを紹介します。

背骨の脇を通る自律神経 体の背面をしっかり伸ばす

 自律神経は腰から首にかけて、背骨の脇を通っているもの。運動不足などで背中が硬くなると、血流が悪くなったり、自律神経を圧迫したりするため、乱れやすくなります。ですから、腰背部のストレッチが効果的。背骨全体を使って、しっかり伸ばしていきましょう。

 まずは、座ってできるストレッチです。長時間、スマートフォンやパソコンを凝視していると、胸が丸まり、頭が前に出る姿勢になります。特に首の上部がぎゅっと詰まってしまい、これが自律神経の乱れる要因に。椅子に座りながらでもできるので、休憩するタイミングでこまめにストレッチをしてあげましょう。

 このストレッチでは、首を前に倒すと同時に、骨盤を後ろに倒すことがポイント。座りながらでも背骨全体が丸くなり、しっかり伸ばせますよ。

首の後ろから背中をしっかり丸めてストレッチ(写真はスクリーンショット)
首の後ろから背中をしっかり丸めてストレッチ(写真はスクリーンショット)

【自律神経を整えるストレッチ1】
1. あぐらで座り、両手は頭の後ろで組む
2. アゴを引きながら骨盤を後ろに倒して背中を丸め、首の後ろから背中全体に伸びを感じながらキープ。呼吸を止めないように注意。20~30秒を2~3セット