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冬においしいホウレン草と小松菜 栄養素“勝負”は引き分け? 積極的に食べるべき理由
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:和漢 歩実
栄養価の違い カルシウムや鉄は小松菜が勝利?
冬においしい葉物野菜のホウレン草と小松菜。どんな栄養価が含まれ、何が違うのでしょうか? 日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、100グラム(生)に含まれる主な栄養価をそれぞれ比較してみましょう。
○エネルギー
ホウレン草:18キロカロリー
小松菜:13キロカロリー
○ビタミンC
ホウレン草:35ミリグラム
小松菜:39ミリグラム
エネルギーやビタミンCの量は、ほとんど変わりがありません。
○カルシウム
ホウレン草:49ミリグラム
小松菜:170ミリグラム
小松菜のカルシウムはホウレン草の約3.5倍と豊富です。骨粗しょう症の予防が期待できるでしょう。カルシウムの吸収率を上げるには、ビタミンDを多く含む魚やキノコ類と一緒に油脂を使った調理法がおすすめです。
○鉄
ホウレン草:2.0ミリグラム
小松菜:2.8ミリグラム
貧血予防のために摂取したい鉄も、小松菜には1.4倍多く含まれています。吸収率を上げるには、ビタミンCと一緒に摂取を。おひたしにはポン酢を、スムージーなら野菜の他にビタミンCが豊富なキウイフルーツや柑橘類を合わせると良いでしょう。