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からだ・美容

「むくみにくい脚」は下半身を鍛えるのがポイント すっきり脚を作る簡単エクササイズ

公開日:  /  更新日:

著者:滝沢 ななえ

元バレーボール選手で現在はパーソナルトレーナーの滝沢ななえさん【写真:荒川祐史】
元バレーボール選手で現在はパーソナルトレーナーの滝沢ななえさん【写真:荒川祐史】

 年末年始は食べてばかりでほとんど動かなかった……という人も多いでしょう。脱正月太りをテーマにした「Hint-Pot」のエクササイズ集中連載。第3回の本日のテーマは、「むくみ脚をすっきりさせる方法」です。夕方になると脚がむくんでパンパンに……。足首のくびれが消え失せ、一回りも二回りも太くなった脚を見るとがっかりしますよね。元バレーボール選手で現在は都内で女性専用のパーソナルジムを主宰する滝沢ななえさんが、むくみにくい脚を作るストレッチ&エクササイズを紹介します。朝晩のルーティンにおすすめなので、ぜひ2023年の新習慣として取り入れてみてください。

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むくみの原因は内ももの柔軟性と筋力不足

 女性は骨盤が広いため、脚が体の側面から内側に向かって斜めに伸びています。したがって太ももの外側の筋肉は張りやすく、内ももの筋肉はたわみ、硬く弱くなりやすい傾向に。

 内ももを含む脚の内側には、全身の血液を心臓に戻すための大きな血管である「静脈」が通っており、脚の内側の筋力不足や柔軟性がないと、血液を戻す力が弱くなります。その結果、血のめぐりが滞り、脚の下の方に血液や老廃物が滞留していくのです。

 この滞留こそがむくみの原因。硬く弱くなった内ももの筋肉をやわらかく保つことで、自然とむくみも軽減されるでしょう。

 内ももの柔軟性をアップするには、ストレッチとエクササイズで、筋肉を動かす習慣をつけることが効果的です。そもそも内ももの筋肉は日常動作ではなかなか使われないので、硬くなりやすい部位。まずは、硬く、弱くなった内ももをほぐすことから始めてみましょう。