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「サバを読む」の由来はなぜサバ? 傷みやすい原因や臭みを消すコツを栄養士が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

サバの保存方法、調理のコツ

サバはショウガなどの香味野菜と調理(写真はイメージ)【写真:写真AC】
サバはショウガなどの香味野菜と調理(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 買ってきた切り身をすぐに食べない場合は、塩を振りかけて水分を出し、ペーパーでしっかりと拭き取ります。その後、ひと切れずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

 冷凍したサバの保存は約2~3週間を目安に、なるべく早く調理を。常温ではなく、冷蔵庫に移して解凍しましょう。

 調理の際は、ショウガやニンニク、ネギなどの香味野菜を一緒に使うと臭みがより気にならなくなります。また、カレー粉やハーブなどの香辛料を使ったり、ホールトマト缶と一緒に煮込んだりしてもおいしいです。

 近年、不漁の傾向にあるサバ。海の恵みを大事においしくいただきたいですね。

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾