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赤飯を時短調理 アイスで作る簡単裏ワザやってみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

赤飯を自分で炊くのはなにかと準備が大変(写真はイメージ)【写真:写真AC】
赤飯を自分で炊くのはなにかと準備が大変(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 春は祝い事が増える季節ですね。ハレの日に食べるものとして赤飯があります。地域によってはお彼岸にお供えすることも。家庭で赤飯を炊こうと思うと、小豆やササゲといった豆を事前にゆでるなど準備が少し大変です。そこで、豆などの下準備をせずに作る方法はないか探してみたところ、なんと小豆が入ったアイスを使って作る方法を発見! 今回は菓子・食品メーカー、井村屋のホームページで紹介されている、簡単に赤飯が作れる「あずきバー赤飯」のレシピを参考に作ってみました。

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赤飯とは 赤い色に意味がある?

 赤飯の歴史は古く、古来、赤に近い色だった米の原種である古代米(赤米)を神にお供えした名残ともいわれています。そもそも、赤い色には邪気を祓う魔除けの力があると信じられてきました。また、赤は「凶を返して福とする」色とされ、縁起直しの意味合いもあるようです。

 一説によると、白い米を小豆で色付けしたものが「赤飯」として広まったのは、江戸時代中頃といわれています。江戸時代より前までは古代米を食するのが一般的でしたが、品種改良が進み、現在のような米が作られるようになりました。しかし「赤い色」のごはんを神様にお供えして食べる風習は残っていたため、小豆で色を付けたとか。

 赤飯には、地域性や食文化の特徴が見られます。小豆やササゲを用いることが多いですが、北海道で作られているのは甘納豆を入れた赤飯です。また、慶事だけではなくお彼岸などの節目、通夜や葬儀、忌明けに食べる地域もあります。