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気分が上がる大分県の日本酒 料理との相性抜群 世界も認めるおすすめ銘柄
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2. 中野酒造
大分県に来たら絶対はずせないご当地グルメといえば、「とり天」です。天ぷらとの相性で選ぶなら、1874(明治7)年創業の中野酒造が手がけた「ちえびじん 純米酒」。フレッシュなリンゴのようなさわやかな香りと、熟したフルーツのような優しい甘みが特徴で、フランスのパリで行われた「Kura Masterコンクール」で650銘柄のなかから最高の一本に選ばれた実力を持ちます。
中野酒造がある杵築市は、カキの養殖が盛んな地。生ガキやカキのグラタン、タイの薄造りとのペアリングを楽しめるのは、中野酒造の純米吟醸生酒「KITSUKI BLANC CUVEE CHIEBIJIN 2023」です。
この生酒は、清酒用酵母ではなく白ワイン酵母で仕込んだ、日本酒の概念を超える新たなマリアージュです。普段日本酒を飲まない人が「えっ、これが日本酒!?」と驚くような、さわやかな飲み心地に酔いしれます。
3. 萱島酒造
焼き肉やすき焼き、酢豚、鍋料理に合う日本酒といえば「西の関 純米大吟醸 はんなり」がおすすめです。“西の大関”を名乗るだけあり、酒の味を象る五味(甘・酸・辛・苦・渋)が見事に調和し、甘い・辛いをはるかに超越した本物のうまさがあります。本物好き、日本酒好きにはたまらないお酒です。
ウナギを何倍にもおいしくしてくれる日本酒として群を抜くのは、「西の関 手造り純米酒」です。日本名門酒会が毎年行う「プロが選んだ 鰻に合う酒」では、なんと11年連続で1位に選ばれ殿堂入りを果たしました。
1873(明治6)年の創業以来、一貫した手造り製法にこだわり、風潮や流行に流されることなく日本酒本来のうまさを私たちに伝えてくれます。ウナギに限らず、焼き鳥(タレ)やサバのみそ煮など、濃厚な味付けの料理との相性は秀逸です。
蔵元のある国東市は、瀬戸内海に面した国東半島でとれる高級ブランド魚「関あじ」「銀たち」「関さば」を肴に一杯やりに訪れる価値のある場所です。