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気分が上がる大分県の日本酒 料理との相性抜群 世界も認めるおすすめ銘柄
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4. 小松酒造
鶏の唐揚げ専門店発祥の起源は大分県宇佐市といわれています。揚げたて熱々の唐揚げに合う日本酒といえば、「豊潤 おりがらみ」。酸と旨味と膨らみのバランスが取れたキレの良い辛口で、料理を何倍ものおいしさに引き立てる名脇役です。
無ろ過無加水で造られ、瓶内二次発酵による華やかな吟醸香とピリッとしたガス感が唐揚げの旨味を倍増させます。
唐揚げ専門店発祥の地にある小松酒造には、唐揚げに合う日本酒がもうひとつあります。それが、焼酎造りで用いられる白麹を使用して醸した「豊潤 大分三井」です。大分県固有米である大分三井を全量使用し、白麹由来のクエン酸による甘酸っぱい柑橘系の酸味が特徴。グレープフルーツやカボスを思わせるさわやかな柑橘系の酸味は、唐揚げにぴったりです。
5. クンチョウ酒造
鶏ささみのたたきなど淡泊な肴に合う、「KUNCHO NEXT 純米吟醸 無濾過無加水 Nouveau おりがらみ」。食事に合う酸味をもたらす酵母を使用し、じっくり低温で約30日間発酵させた、ピリッとしたガス感に酔いしれることでしょう。さわやかな香りと、すっきりとした今しか味わえない若々しさが、多くの日本酒ファンを魅了しています。
シメのごはんとも相性が良いのは、超ドライ辛口タイプの「KUNCHO NEXT 純米吟醸 雄町」です。日本最古の酒米「雄町」を100%使用して醸しています。「雄町」は、栽培が難しく入手しづらいことから「幻の酒米」とも。昭和初期、「鑑評会で入賞するには『雄町』の吟醸酒」とまで言われました。濃醇でしっかりした、骨太のコクが味わい深いお酒です。
酒蔵のある日田市は、江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ、九州随一といわれるほどの繁栄を極めました。この天領日田で300年以上の歴史があるクンチョウ酒造では、「KUNCHO NEXT」として、これまでの伝統にとらわれない新たな酒造りに果敢に挑戦しています。
東京銀座で味わえる大分県の本場の味
東京にいながら大分県の魅力を存分に味わえる、「坐来大分(ZARAI OITA)」。メニューはひと月ごとに変わり、大分県産を中心とした厳選食材を使用しています。大分県から直送される「関さば」や「関あじ」は、青魚が苦手な人からも賞賛されている逸品です。
また、エントランス隣の「ギャラリー坐来大分」では、こだわりのセレクトで大分県を代表する品々を取りそろえています。乾シイタケの生産量日本一を誇る、大分県の原木栽培の超肉厚の「どんこ椎茸」も購入可能。スタッフも大分県出身者が多く、まるで大分県に来たような気分にどっぷり浸れます。
(Hint-Pot編集部)