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卵にまつわる“誤解” 卵黄の色と栄養価の関係 1日の適量とは
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教えてくれた人:和漢 歩実
卵は栄養豊富で人気の食材であることから、“誤解”されていることも多いようです。鳥インフルエンザの感染拡大や飼料価格の高騰などの影響で、価格上昇が止まらない状況ですが、それでも日本の食卓には欠かせません。いまさら聞けない卵の豆知識を、元家庭科教諭で栄養士の和漢歩実さんに伺いました。
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そもそも「卵」なのか「玉子」なのか
卵は「玉子」とも表記されますが、この使い方について明確なルールはありません。一般的に生の場合は「卵」、調理すると「玉子」と書くことが多いといわれています。しかし、ゆで卵や温泉卵のように、生でなくても殻が付いている状態であれば「卵」を使います。殻を割って調理した場合は「玉子」と言いたいところですが、卵焼き、玉子丼、卵豆腐など、実際にはどちらも使われています。
1日の適量とは コレステロールとの関係
卵はコレステロール値が高くなるため、1日1個までといわれていましたが、卵黄に含まれるレシチンにはコレステロール値を下げる効果があるという見解もあるようです。
しかし、脂質異常症の人の場合はコレステロールの調節がうまく働かないことも考えられるため、制限はありませんが1日1~2個までがベストでしょう。