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社内メールのマナー 上司が部下に送るときの注意とは 間違えやすい言葉遣いも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

上司への社内メール 間違えやすい敬語の使い方

 上司にメール送るときには、役職を付けることも忘れないようにしましょう。役職のない方には「さん」を付けます。「お疲れ様です」などのあいさつは、関係性や時間によって使い分けましょう。

 対面で話しているときと同じで、メールでも尊敬語や謙譲語、丁寧語など、敬語を正しく使うことが大切です。たとえば、相手をねぎらう意味で「ご苦労様です」と言うのはNG。「ご苦労様」は一般的に、上司が部下に対してかける言葉として使われます。

【例】社内メールでよくある、間違っている敬語

(1)
NG:担当の○○さんに伺ってください。
OK:担当の○○さんにお尋ねください。

「伺う」は「聞く」の謙譲語です。謙譲語とは、自分がへりくだって相手を敬う表現なので、相手の行為に対しては使いません。上司が相手ならば「お尋ねください」などの尊敬語を使います。

(2)
NG:会議室のほうを予約します。
OK:会議室を予約します。

「~のほう」は、方向を表したり、選択をしたりする場合に使用する言葉。「北のほうへお進みください」や、「AとBであればAのほうを購入します」などが正しい使い方です。