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コロナで海外旅行はどう変わった? 旅好き元添乗員が3年ぶりの海外旅行で感じた変化
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変化1:日本帰国時にはワクチン接種証明か陰性証明が必要
私が海外に行った3~4月は、日本入国の際、日本政府が定めたワクチン3回の接種証明書または出国前72時間以内の陰性証明書が必要でした。接種証明は、マイナンバーがあれば「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」から海外用の接種証明書QRコードを取得すればOKです。
また、アプリがなくても、接種時点で住民票のある自治体(通常は接種券を発行した自治体)で紙の証明書を発行してもらえます(詳しくは、申請先自治体のホームページなどを確認してください)。この証明は、フランスに関して言えば現地の入国時には一切不要でしたが(入国条件は国によって異なります)、帰りの航空券を発券するときには必要でした。そのため、接種証明および陰性証明いずれも英語が併記されたもののほうが安心です(国でも強く推奨しています)。
変化2:空港での手続きに時間がかかる
空港のあらゆるタイミングで時間がかるなぁと感じました。今回、私はエールフランスの“羽田夜発パリ直行便”を利用しましたが、航空会社のカウンターでのチェックインから荷物預けまで、それだけでも1時間以上。保安検査(セキュリティチェック)から出国審査を終えるまでには、さらに30分ほどかかりました。
2022年10月に海外からの入国制限が緩和されたことで外国人観光客が増え、さらに今の日本は円安です。海外の方がたくさんいらっしゃり、出国ゲートにあふれていました。また、私のように日本から海外に出る方もかなり増えてきているからだと思います。