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コロナで海外旅行はどう変わった? 旅好き元添乗員が3年ぶりの海外旅行で感じた変化
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変化3:人員不足、機械化で空港もバタバタ
久しぶりに空港へ行ってみると、チェックイン機、荷物チェック、出国審査などいろいろなところが自動化、機械化されているという印象を受けました。それはそれでいいのですが、その分スタッフの常駐人数が少ないため、機械の使い方がわからなくても、エラーが表示されても「聞ける人があまりいない」という事態があちこちで発生していたようです。
これは空港で働いていた友人から聞いた話ですが、コロナ禍の旅客数激減で多くの空港スタッフが離職、さらに各航空会社も人員を削減しました。そのため、これまで専属でやっていた業務も別の航空会社同士で手伝い合ったり、スポットでスタッフを雇っていたりするので、専門の人員がおらず、手続きをよくわかっている方が少なくなっているのだそうです。だからこそいろいろな手続きがスムーズにいかず、時間がかかるというのも納得の理由です。
ゴールデンウィークに、数年振りの海外旅行を計画しているという方も多いのではないでしょうか。日本はまだまだ動き出したばかりで、対応の準備がまだできておらず、例年以上に混むことも予想されます。空港のいろいろなスポットへは、以前より時間がかかることを見越して、余裕を持って向かうことをおすすめします。
(Ana)
Ana(アナ)
旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。