でこぼこのジャガイモ　小回りの利くキャップは役に立つ？

　次はジャガイモの皮むきをしてみましょう。ジャガイモには芽があってでこぼこが多く、ピーラーだと少しむきづらいこともありますよね。小さなペットボトルのキャップで皮をむければ、小回りが利いてきれいに処理できそうです。

　ジャガイモの皮をむく際も、ピーラーと同じ要領でペットボトルのフタのフチを押し当てて、下にスライドさせます。しかし、ニンジンと同様に軽い力では皮はびくともしません。ぐぐっと強い力を込めながらスライドさせました。

　結果的に皮は取れましたが、むいたというよりもえぐり取ったような状態に。また、強い力を込めないとむけないので、力加減も難しいと感じました。

ペットボトルのキャップで野菜の皮をむくのはやや難あり

　ペットボトルのキャップで野菜をむく方法は、労力や野菜のロスを考慮すると、ピーラーを使う方法に劣ると言えるでしょう。力を込めなければむけませんし、身も無駄にしてしまいます。

　それでも、覚えておけばこの裏ワザが役立つシーンがあると感じました。たとえば、キャンプに行ってうっかりピーラーや包丁を忘れてしまったとき。また、子どもが調理を手伝いたいと言ったときでも、包丁やピーラーは危険ですが、ペットボトルのキャップなら安全に使えます。

　結論として、ペットボトルのキャップで野菜をむく方法はあくまで非常用と考え、普段の調理にはピーラーや包丁を用いるのが適していると言えそうです。“覚えておくと便利な裏ワザ”として、頭の片隅にとどめておくと良いかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）