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からだ・美容

たくましい腕を卒業! 手軽なストレッチと軽い筋トレでほっそりした二の腕に

公開日:  /  更新日:

著者:滝沢 ななえ

2種類のストレッチでウォーミングアップ!

 今回は2種類のストレッチと1種類の軽い筋トレでできる、「二の腕痩せ」プログラムを紹介します。

 まずは胸と二の腕の前側のストレッチで、筋肉を伸ばして巻き肩をリセット。「二の腕の裏側を使える姿勢」に戻していきます。

肘が肩より上の位置、肩と同じ高さ、肩より下の高さでそれぞれ行う(画像はスクリーンショット)
肘が肩より上の位置、肩と同じ高さ、肩より下の高さでそれぞれ行う(画像はスクリーンショット)

【胸のストレッチ】
1. 柱(または壁)の左側に立ち、右肘を肩よりも高く上げて、小指を柱(または壁)に引っかける
2. 肘を肩よりも高い位置に上げてから、体を正面に向ける。胸に伸びを感じたら、その姿勢で20~30秒キープする
3. 体の向きを壁側に戻し、肘を肩と平行の高さまで下げる。再び体を正面に向けて、20~30秒キープ。腕の付け根を前に押し出すようにイメージするのがポイント
4. 最後に肩の高さより少し下げて、体を正面に向け20~30秒キープする
5. 反対側も同様に行う

手は握り拳で、肘は肩より上の位置で行う(画像はスクリーンショット)
手は握り拳で、肘は肩より上の位置で行う(画像はスクリーンショット)

【二の腕前側のストレッチ】
1. 右手で握り拳を作る。柱(または壁)の左側に立ち、肘を肩の高さまで上げ、握り拳まで一直線になるように伸ばして親指側を柱に当てる
2. 体を正面に向けて、胸に伸びを感じたら20~30秒キープする
3. 反対側も同様に行う

二の腕裏側の簡単筋トレですっきりとした二の腕に

 ストレッチで腕と胸をほぐしたら、二の腕の裏側の筋トレを行います。筋肉に軽い負荷をかけながら、同じ動きをひたすら繰り返すことで二の腕裏側の筋肉をたくさん使い、血流アップを狙いましょう。脂肪の溜まった二の腕が生まれ変わりますよ!

手のひらを上に向けて、しっかりと二の腕を伸ばす(画像はスクリーンショット)
手のひらを上に向けて、しっかりと二の腕を伸ばす(画像はスクリーンショット)

【二の腕の筋トレ】
1. 両脚を骨盤幅に開き、両腕を体の後ろに向かって伸ばす。このとき手のひらは上に向ける
2. 両肘をしっかり伸ばし、二の腕の裏側に刺激が入るまでゆっくりと上げたら、肘をゆるめて腕を前に戻す
3. 1~2を20回繰り返す

 とくにデスクワークや、スマートフォンの操作を長時間しがちなうえに運動不足を感じている人は、このストレッチや筋トレを行うだけでも、肩や二の腕の裏側にかなり刺激を感じられると思います。刺激を感じられる人ほど、変化が期待できますよ。トイレ休憩や立ち上がったついでなどに、ちょこちょこと続けてくださいね!

(滝沢 ななえ)

滝沢 ななえ(たきざわ・ななえ)

1987年9月22日、東京・三鷹市生まれ。母親の影響で小学校2年生からバレーボールを始め、強豪の八王子実践中学・高校に進学。リベロとして「春高バレー」で活躍し、2006年の卒業後は「パイオニアレッドウィングス」に入団。“美しすぎるバレーボール選手”と注目された。2009年、チャレンジリーグの「上尾メディックス」に移籍。2013年に引退し、現在は都内で女性専用パーソナルジムのトレーナーを務める。