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お弁当にふわふわな卵焼きを入れたい! ひと手間で劇的にやわらかくなる方法 試してみた
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炭酸水を卵と調味料を一緒に入れて焼く方法
次の検証では、すべての材料を同時に混ぜ合わせた卵液で卵焼きを作ります。
【手順2】
1. ボウルに割り入れた卵、調味料、炭酸水を混ぜ、卵液を作る
炭酸水を入れたあとによくかき混ぜる必要があるため、卵液にシュワシュワ感はあまり残りませんでした。
2. 薄く油を引いた卵焼き器に、卵液を3回に分けて流し入れる。細かな気泡が残っているが、手順1と比べると泡の数は明らかに少ない
焼き上がった卵焼きにプルプル感はなく、通常の卵焼きと変わらない状態です。
断面にはわずかに気泡が残っています。食べてみると、手順1の卵焼きには劣りますが食感はやわらかく、おいしく仕上がっています。厚さは2.2センチで、手順1の卵焼きの2.3センチと比べると、厚みにほとんど差はありません。
冷蔵庫の中に3時間置いて食べてみると、食感に変化はなく、やわらかいままでした。おいしい卵焼きですが、せっかく炭酸水を入れるのであれば、直前に入れるほうがよりふわふわに仕上がるため、焼く直前がおすすめです。
炭酸水を入れずに焼いた卵焼きと厚さに差はないものの、食感には大きな差が
検証した2つの卵焼きと比較するため、炭酸水を入れない卵焼きも作りました。厚さは以外にも、3つの卵焼きのなかで一番厚い2.5センチ。しかし、炭酸水を入れた卵焼きと比べ、いつも通りに焼いた卵焼きはとてもパサついているように感じられます。
今回の検証では、3つの卵焼きに厚みの差はほとんどなかったものの、食感には大きな差がありました。炭酸水を入れた卵焼きは、同じ卵で作ったとは思えないほどふわふわな食感です。
炭酸水の効果を最大限にいかすには、焼く直前に卵液に加えると良いでしょう。まるでプロが焼いたようなプルプルのやわらかさに驚くはず。焼いてすぐはもちろん、時間が経ってもやわらかい卵焼きを食べることができます。
秋の行楽シーズン。ワンランクアップした卵焼きをお弁当に入れて、お出かけを楽しんでくださいね。
(Hint-Pot編集部)