仕事・人生
市原隼人さん、大人になっても探し続けた思い出の給食メニューは? 「味は似ているけれど、なにか違う」
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俳優の市原隼人さんが給食マニアの中学教師・甘利田幸男を演じるドラマ「おいしい給食」の新シリーズ「おいしい給食 season3」(テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12 トゥエルビ、TVerほか)が、10月8日から順次放送されます。甘利田の赴任先は“食の宝庫”北海道・函館。1988年の中学校を舞台に、甘利田と生徒による給食バトルやヒューマンストーリーが展開されます。市原さんに見どころや給食の思い出を聞きました。
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1980年代の中学校が舞台 給食のすばらしさ伝える
2019年にスタートした「おいしい給食」はドラマシリーズ2回、劇場版2作品が製作されています。1980年代の中学校を舞台に、懐かしいメニューやご当地食材が次々と登場。よりおいしくなる給食のアレンジを巡り、無類の給食マニアの甘利田がライバル役の生徒と激しいバトルを繰り広げます。
市原さんは、主役としての重圧を抱えながら今回の撮影に臨みました。
「心身ともにもう本当にキャパオーバーだったんです。とてもハードな現場ですので、今回も自分にできるかな、できないかもしれないなと撮影に入る前からプレッシャーにつぶされそうになっていました。ですが、撮影中もずっと支えてくださったのは、この作品を好いてくださった子どもたちの笑顔とかこの作品を応援してくださる全てのファンの皆様のお気持ちです。本当に感謝しています」
数多くの映画やドラマに出演する市原さんですが、「おいしい給食 season3」が決まったことは「奇跡」と表現します。
「season1を制作したのが約5年前なんですけども、まさかseason3を作ることになるとは全く夢にも思っていなかったです」
主演として役割を果たせるか。続編としての期待に応えることができるだろうか。そんな自問自答が続きました。さらに、「この作品は給食を食するシーンでは8割がた、カットされているんです」。その瞬間、瞬間の感情や動きを出すために、回り続けるカメラ。出演者は連日タフな撮影をこなす必要がありました。