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「硬さがちょうどいいと思う!」 米国人三人が選んだ日本のおいしいキャンディとは
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夫の転勤により米国へ移住し、今年9月にニューヨークへ引っ越ししたフリーアナウンサーの荒木優里さん。この連載では、米国生活のなかでちょっと気になった日米の違いについて比較しています。米国に住む外国人に、実際に日本のお菓子を食べてもらい検証する本企画。第4回はキャンディ編です。フルーツ味やジュース味などさまざまな味を堪能できるうえ、ハードやソフトなど種類も多い日本のキャンディは、外国人に受け入れられるのでしょうか。
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米国でも入手できる日本のキャンディ6つを採点
10月31日のハロウィンはニューヨークでも大変盛り上がりました! お店やレストラン、公園だけでなく、個人のお宅にも本格的なデコレーションが。リアルに見える骸骨やゾンビなどの装飾が多いため、知らずに通りかかると「ドキッ!」とさせられる場所もありました。
しかし、ハロウィンが終われば一変、今度はクリスマスに向けて街中がキラキラした飾りつけに変わりつつあります。米国のイベントへの熱量の高さにはいつも驚かされ、時期ごとにガラリと変わる景色に感動。日に日に寒くなりますが、ホリデーシーズンにはいろんなところを散策したくなりますね。
さて、今回は「日本のお菓子に対する外国人の反応は? ~キャンディ編~」をご紹介。前回に引き続き、米国人であるクナル(Kunal)、ユーナ(Yunah)、アビー(Abby)に協力してもらい、日本のキャンディを試食して感想を聞きました。それぞれ10点満点で採点してもらっています。
ラインナップは「カルピスキャンディ(4種の味わい)」「ぷっちょ」「金平糖」「ミルキー」「黒あめ」「キシリクリスタル(夢見るフルーツアソート)」の6種類。米国人の三人がどんな感想を持つのか、気になるところです。
日本人にはなじみがあるキャンディ「カルピス」と「ぷっちょ」の採点は?
まず試食してもらったのは「カルピスキャンディ(4種の味わい)」。日本ではおなじみのさわやかで優しい味わいですが、米国人の好みにも合うのでしょうか。
日本のカルピスを飲んだことがあるクナルとアビー。クナルは「飲み物のほうが、甘みがあるね! キャンディのほうがマイルドだ。フルーツのフレーバーの味もいいよ」と評価し、アビーも「キャンディだとそんなに甘くは感じないね。強すぎなくていいと思う!」と、ドリンクと比べると甘さが控えめと感じたようです。
一方のユーナは、「カルピスを飲んだことがないからか、私には甘く感じる。ヨーグルトのような、ヤクルトのような味わいだね。シンプルなフレーバーが一番おいしい」とコメントしました。
カルピスを飲んだ経験の有無で感想は分かれたものの、クナルは6.5点、ユーナは7点、アビーは6点とまずまずのスタート。
続いては、ソフトキャンディの「ぷっちょ」です。パッケージでキャンディの中に小さなグミが入っていることを確認して、ソーダ味、巨峰味、有田みかん味、コーラ味の4種類のアソートを食べてもらいました。
口に入れてすぐに、「これはおいしくて、好きだわ! 食感も味もいいね!」とアビー。「一日中食べていられるね! グレープ味が一番好き」とユーナも絶賛。クナルも「おいしい! 僕はオレンジとグレープが好きだね」。三人の好みに合ったようで、話しながらどんどんと手が伸びていました。
三人とも好感触で、気になる点数は……。クナルが8.5点、ユーナは9点。なんとアビーは10点の満点をつけてくれました!