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「硬さがちょうどいいと思う!」 米国人三人が選んだ日本のおいしいキャンディとは
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好みが分かれる? 「ミルキー」と「キシリクリスタル」
次に味わってもらったのは、子どもが大好きな甘いミルク味の「ミルキー」。袋を見てすぐに「このキャラクターはかわいいね!」と声が上がり、ペコちゃん人気は万国共通のようです。気になるお味は……。
アビーが「ミルク味もおいしいし、この噛みごたえ、硬さがちょうどいいと思う!」と気に入った様子を見せる一方、ユーナは「あまり好きじゃないかな。硬すぎる! 私は『ぷっちょ』くらいのやわらかさが好き」と食感がいまいちのよう。さらに、クナルは「インドの甘い牛乳に浸したケーキに似た味わいだと思う」と、以前食べたことがあるスイーツを思い出したようです。
反応が大きく分かれた「ミルキー」の採点は、クナルが8点、ユーナは4点、アビーは9点と、点数もバラバラになりました。
最後は「キシリクリスタル(夢見るフルーツアソート)」です。その名のとおり、青りんご、巨峰、白桃と3種類がアソートされています。甘いキャンディとひんやりしたキシリトールが層になったのど飴がどんなものなのか、とても気になる様子です。
クナルは「クール感はあまりしないけど、フレーバーはしっかりとおいしいと思う」、ユーナも同じく「普通のおいしいフルーツのキャンディという感じかな」、アビーは「巨峰味が一番おいしいと思うよ!」とコメント。スーッとするキシリトール部分はあまり感じられなかったようで、シンプルなフルーツ味のキャンディとして味わっていました。
クナルとユーナは8点、アビーはそれより少し低く6点という結果に。
すべての試食を終えて、採点を改めて見てみると……三人とも「最もおいしい!」と感じて高得点をつけたのは「ぷっちょ」でした!
今回は三人の評価が大きく分かれたものもいくつかあり、感想を聞くのが興味深かったです。味の好みは個人の嗜好によりますが、前回のグミ編と同様に、キャンディのフルーツフレーバーの自然な味わいにはみんな感心していました。評価の差が大きかった「金平糖」や「黒あめ」といったオールドスタイルのキャンディも、新しい味わいを知るという意味でとても楽しんでもらえたようです。
(荒木 優里)
荒木 優里(あらき・ゆり)
米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。