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「もったいないよ!」 今冬に生産終了したスティック菓子が企画初の満点!? 日本の菓子をアメリカ在住女性が食べてみた
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5品目は中心にチョコレートが入っているトッポ
次は、ポッキーのようにチョコレートが表面にかかっているタイプではなく、中に入っているお菓子の「トッポ」です。
「ポッキーよりもチョコレートの量は多そうに見えるけど、あまりチョコレート感がないね」とアリッサ。ジョリンは「端までびっしりとチョコレートが詰まっているデザインはいいと思うんだけど、これはあまり好みではないかな」と、見た目の良さは評価しつつも、先ほどよりも手が進まない様子です。
アリッサ、ジョリンともに5点という厳しめの点数をつけました。
最後はチョコレートがたっぷりかかったフラン
最後に試食したのは、「フラン ダブルショコラ」。袋から取り出すと「こんなに大きいの!?」と、その太さや、コーティングされているチョコレートの厚みにふたりとも驚いていました。
また、味にも満足したようで、アリッサは「ビターすぎずおいしい! これでホットチョコレートを混ぜたいなあ! 食べる前は1袋に3本は少ないと思ったけど、食べてみると十分な満足感だね!」とにっこり。
ジョリンも「ダブルチョコレートがいい味わいなんだと思う! 以前、食べたことがあるメルティーキッス(冬季限定の定番商品)に似ていて好き!」と、ふたりとも好みに合ったようです。
日本では、「フラン ダブルショコラ」がこの冬に生産終了してしまったと伝えると、「え? どうして!? もったいないよ!」とびっくり。日本のファン同様、ふたりも生産終了を惜しんでいました。
大絶賛された「フラン ダブルショコラ」の採点は、アリッサ、ジョリンともになんと10点満点でした!
結果、ふたりのベストスナックは「フラン ダブルショコラ」という結果になりました。そろって文句なしの満点が出るとは、うれしいですね。
日本人が気づかない、アメリカ在住外国人女性ふたりの視点に驚き
すべてを食べ終えての感想を聞いたところ、「日本のスティック菓子は、手やその場を汚さずにきれいに食べられるのがいいね」と、ふたりとも食べやすさに感動した様子。小腹が空いたときに食べるボリューミーなスナック菓子というよりは、「デザートのような感覚のお菓子なのかな」と話していました。
アメリカの日本食スーパーで販売されている商品のなかには、日本の製品でありながら、製造国が日本ではないものもあるようです。試食の段階で、その違いに気づいたことにも驚きでした。
また、日本製の商品パッケージは「開けやすい」との評価も。私たちが当たり前に感じていた技術が、世界的に見たらとても素晴らしいということを再認識するきっかけになりました。
(荒木 優里)
荒木 優里(あらき・ゆり)
米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。