どうぶつ
地域の人々に愛されるねこ店長「のぶにゃが」 窓辺で寝そべる「入船のプリンス」に癒される人が続出
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地域の人に愛される「入船のプリンス」
のぶにゃがくんの噂は徐々に広まり、今では”ねこ店長のいる店”として地域の人にも知られるようになったそう。近くの喫茶店の方からは“入船のプリンス”との異名もつけられたとか。雑誌やニュースサイトなどの掲載記事を見て、わざわざ遠方からのぶにゃがくんに会いにいらっしゃるお客様も。
「ねこ自体珍しい動物ってわけじゃないので、まさかこんなに人が来るとは思ってなかったんです。最初はただ窓辺で寝てるだけだったし……。でも、のぶにゃがをきっかけにいろんなお客さんが来てくださるようになりました。しばらくしてのぶにゃがのインスタを始めたらフォロワーもだんだん増えてきて……」
なんと今では、のぶにゃがくんのオリジナルグッズまであるとか。
「毎年カレンダーも作っていて、『今年はまだですか?』なんて言われたり。早く写真選ばないと、と思っているところです」
「自分んちのねこもかわいいけど、のぶもかわいいって来てくれる方が意外と多いですね。『うちの子に似てる~』と言ってくださったり。あとは、ペットを亡くされてのぶを見てると癒されるから……と言って来てくださる方も」
幼稚園児からお年寄りまで、老若男女に愛されるのぶにゃがくん。平日の夕方には、時折ファンミーティングのような光景も見られるとか。
「夕方OLさん達が2~3組来て、のぶを囲んでみんなで写真撮って盛り上がったり。『デスクトップの写真をのぶにしてます』なんて方も。この入船界隈では浸透してきているようです」
のぶにゃがくんファンは意外にも男性も多いらしく、難しい顔をしたサラリーマン風の方が、ガラス越しにのぶにゃがくんを見た瞬間ニコ~っとする姿を見ると、ほっこりするそうです。また、のぶにゃがくんと会わせるために家族を連れてくる人も多いそう。
「スタッフだけでなく、いつも来てくれる宅配便配達員さんや飲料品販売の方など、普段お店に出入りしている人も、家族連れでお休みの日に会いに来てくださいます。本当に恐るべしねこパワーだなって思います。」
そして、奥本さんは改めてのぶにゃがくんと出会えたことへの感謝を口にしました。
「ねこと遊ぶ時間が増えたぶん、仕事の効率という意味では下がってるんでしょうけど、こんなに地域の人と交流できるようになったのも、のぶのおかげ。本当にのぶさまさまです!」
そばにいるだけで癒され、ときに笑わせてくれ、ときにパワーをくれる。人と人を繋いでくれる。猫のもつ力、のぶにゃがくんの力はとっても偉大です。
「今日はどうしてるかな?」ガラス越しに様子を伺えば、きっといつものように窓辺で寝そべる”入船のプリンス”に会えるはず。
記事協力:庫-kho- http://www.kho-mono.jp/のぶにゃが店長Instagram:sekai no NOBUNYAGA(@nobunyaga2016)
(猫ねこ部)