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「有名にならんでくれ」祖母は心配も… 伝統芸能の“お堅いイメージ”壊す 孫娘の決意
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存続には観客の存在が「絶対」 発信を続けるワケ
地方は人口減が急速に進んでいます。子どもの数が少なくなれば、担い手も減り、将来的な存続も危ぶまれていきます。
「この10年、20年後を見据えたときに、これからどうしていけばいいかなというのが課題。続いていくにはやっぱり見てくださる人がいることが絶対なので、それはもう私は多いほうがいいと思います」と話します。
メンバーが着用する衣装はほとんどを祖母がデザインし、母らが愛情込めて1枚1枚を手作りしたものです。40年以上にわたって情熱を注いできた伝統だからこそ、守りたいという思いも強くなります。
「私が有名になりたいんじゃなくて、おどり太鼓を多くの人に愛してもらえたらそれでいいですね」と奈々さんは結びました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)