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フランスで絶賛されたモンブランが日本に! パティスリー「MORI YOSHIDA」 吉田守秀シェフの挑戦と革新のストーリー
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2024年11月、東京に店舗をかまえ“逆輸入”
フランスで培った経験と信念が込められた吉田さんのお菓子たちが、ついに日本へ本格的に“逆輸入”されました。2024年11月、東京・中野に新たな店舗がオープンしたのです。
「フランスの食材を持ってきて『これがフランス菓子です』というのも、今の時代には合わないと思うんですよね」
その地の旬の食材に向き合って表現していく――フランスではフランス産、日本では日本産の食材を用いることを信条とする吉田さん。そこにあるもので作る、それはフランスで学んだ基礎だといいます。日本の菓子には、北海道の乳製品や小麦粉、国産のフルーツを存分に使い、日本の食材でフランスにも負けないおいしさを追求していきたいそうです。
そんな吉田さんは、どのようにしてパティシエの道を歩み始め、何が挑戦への原点となっているのでしょうか。次回は、その過程をお伝えします。
(Miki D’Angelo Yamashita)

Miki D’Angelo Yamashita
コロンビア大学大学院国際政治学修士、パリ政治学院欧州政治学修士。新聞社にて、新聞記者、雑誌編集記者、書籍編集として勤務。外信部、ニューヨーク支局、パリ支局、文化部、書籍編集部、週刊誌にて、国際情勢、文化一般を取材執筆。