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欧米で大人気のアーモンドミルク カロリー控えめで健康志向の人には欠かせない選択肢に 日常で使えるレシピ3選
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教えてくれた人:柴田 真希

低カロリー・低糖質なヘルシー食品として注目を集める植物性ミルク。なかでもアーモンドミルクは、抗酸化作用を持つビタミンE(α-トコフェロール)の含有量が多く、細胞や血管の健康維持、血行促進、ホルモンバランスの調整、ターンオーバーの正常化など、うれしい効果が期待できるとして世界的な人気に。とくに北米で人気が高く、2031年には、アーモンドミルク市場が312億9000万米ドルに達するとまでいわれるほどです。日本でも有名シェフをはじめ、アスリートなど健康意識の高い人たちが注目。そんなアーモンドミルクを使ったレシピを、管理栄養士の柴田真希さんに教えていただきました。
◇ ◇ ◇
抗酸化パワーに期待大「夏の白いカレー」

ビタミンEが豊富なアーモンドミルクに、ニンニクやショウガなどの香味野菜やスパイスを加えることで、冷房などの冷え対策や夏バテしない体作りをサポートする美味カレーが作れます。
「紫外線が気になるこれからの季節は、抗酸化物質をしっかりとりたいもの。アーモンドミルクに含まれるビタミンEは、ビタミンCやビタミンAと一緒にとることで、その効果を上げることができます。アーモンドミルクを使えば、低脂質でヘルシーなカレーに。旬に応じて夏野菜を加えるなど、アレンジも楽しんでみてください」(柴田さん)
○夏の白いカレー
【材料】(2人分)
鶏もも肉 小1枚(200グラム)
ジャガイモ 1個(100グラム)
タマネギ 1/2個(100グラム)
シメジ 1/2パック(50グラム)
インゲン 4本(30グラム)
ごはん 2杯分
<A>
ニンニク・ショウガ(すりおろし) 各1片
バター 20グラム
<B>
クミン(パウダー) 小さじ1
ガラムマサラ 小さじ1
コリアンダー(パウダー) 小さじ1/2
小麦粉 大さじ2
<C>
アーモンドミルク(無糖) 300cc
ナンプラー 小さじ2
塩 少々
※<B>は、カレー粉小さじ2で代用できます。
※辛い料理が苦手な方は、ガラムマサラの量を少なくして調整してください。
【作り方】
1. 鶏もも肉をひとくち大に切る。ジャガイモを8mm幅のいちょう切りに、タマネギを薄切りにする。シメジを手でほぐす。インゲンを2~3等分に切る
2. フライパンに<A>を入れて火にかけ、鶏もも肉を弱火~中火で炒める。鶏肉に火が通ってきたらジャガイモ、タマネギを入れてさらに炒め、火が通ってきたらシメジとインゲンを加える
3. <B>を加えて全体に絡めたら、いったん火を止めて小麦粉を全体に絡める
4. <C>を入れて混ぜ合わせ、中火~弱火にかけてとろみがつくまで火にかける
5. 器にごはんを盛りつけ、4をかける