洗い物や片付けの吸収シートとしてすごく便利！

　続いては、掃除や収納周りでの活用例です。掃除機のホースや季節家電、収納ケース、ゴミ箱などを丸洗いしたあと、「拭き取りにくい」「乾きにくい」と感じたことはありませんか？

　そんなときに便利なのが、ペットシーツを吸収シートとして敷く方法。凹凸のあるプラスチック製品は布で拭いても水分が残りがちですが、シーツの上に置いて日当たりのいい場所で乾かせばOK。放っておくだけで、シートが自然に水気を吸収してくれます。

　夏の時期は、湿気を放置すると害虫やカビの原因にもなりがちですが、ペットシーツなら吸水力が高く、衛生面でも安心。軽く濡れた程度なら速乾性もあるので、何度か使い回せるのもうれしいポイントです。

ゴミ箱の底に敷いて、嫌な臭いと液漏れをブロック

　生ゴミなどを捨てたあと、袋の底から水分が漏れていた……という経験をしたことがある人もいるでしょう。そうしたプチトラブルを防ぐのにも、ペットシーツがとても役立ちます。

　ゴミ箱の底にペットシーツを敷いておくだけで、ゴミ袋の破れや水分による漏れをしっかり吸収。結果として、ゴミ箱の底の汚れやカビの発生を防ぎ、掃除の頻度も減らすことができます。

　さらに、ホームセンターなどで販売されているペットシーツの中には、消臭効果のあるタイプも。お試し用サイズも豊富にそろっているので、まずは気軽に試してみるのもいいでしょう。嫌な臭いの対策にもつながる、実はとても頼れるアイテムです。

　今回ご紹介した以外にも、吸収力を活かした使い道はまだまだあります。たとえば、ジュースなど液体をうっかりこぼしてしまったときの応急処置や、お風呂場でのバスマット代わり、キッチンの水切りマットとして使うことも可能です。

　ペットシーツは軽くてかさばらず、防災グッズとしてストックしておくのにもぴったり。いざというときの備えにもなるので、日常使いしながら多めに持っておくのがおすすめです。

（伊藤 まき）