からだ・美容
寝正月と歯周病の関係 “ダラダラ食べ”や不規則な生活が口内環境に与える影響とは 歯科医師が解説
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寝る前に歯を磨かないと口内細菌が増殖 暖房による乾燥も危険
不規則な生活で深夜まで起きていたり、歯を磨かずにそのまま寝てしまったりすることも、口内環境にとっては大きな問題です。
寝ている間は唾液がほとんど出なくなるため、口の中が乾燥しやすく、細菌が繁殖しやすくなります。歯を磨かずにうっかり寝てしまうと、口の中の細菌が一気に増えて、虫歯や歯周病が進んでいきます。
細菌の密度でいえば、口の中と大腸の中は同じくらいといわれています。ところが、寝る前に歯を磨かない人は、朝には口の中の細菌密度が大腸の中よりも大きくなっていると考えられるしょう。
また、寝ている間に口呼吸をしている人も、さらに口内が乾燥しやすくなるので要注意です。寝る前には必ず歯を磨き、乾燥を防ぐために、加湿器やマスクで対策するのもいいでしょう。
ずっと食べ続けている状況での歯磨きのタイミングは?
一日中、食べ続けている状況では、どのタイミングで歯を磨けばいいか迷うかもしれません。本来は食後すぐに毎回磨くのが理想ですが、お正月の雰囲気の中でそれを実践するのは、現実的ではないでしょう。
そこで、寝る前の歯磨きだけは絶対に欠かさないことを心がけてください。寝ている間に細菌が爆発的に増えることを防ぐためにも、就寝前の歯磨きが最も重要です。
その際、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間まできれいにすることがポイント。歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは6割程度しか落とせないといわれています。就寝前の1回だけでも、丁寧にケアする習慣をつけましょう。
楽しいお正月を過ごしながらも、口内環境への意識を少し持つだけで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。飲食の時間をある程度決めたり、途中で歯磨きをしたりするなど、メリハリをつける対策を取るといいでしょう。
きみえ歯科院長。2003年姫路市にて「きみえ歯科」を開業。「健康に美しく!」をテーマに、予防を中心に歯科からの情報発信を続けている。
(Hint-Pot編集部)
