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「ほぼ全員にびっくり仰天されます」 イギリス人が信じられない日本のクリスマス チキン以外に驚くこととは
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暖炉とツリー、積み重なる贈り物が描く原風景

日本では、なぜかクリスマスはカップルで、もしくは友達と過ごすイメージが大きいのですが、イギリスではクリスマスは絶対的に家族と過ごす日。学生や一人暮らしなど、普段家族と離れて生活している人も、クリスマスイブにはほぼ全員実家に帰ります。
12月25日のクリスマス当日には、ロンドンの地下鉄・バス・鉄道などすべての公共交通機関は全面運休(!)します。レストランやお店ももちろん全部閉まります。
だから、24日の地下鉄や鉄道は満員だし、道路は大渋滞。それを嫌ってあらかじめ長期休暇を取る人も多く、20日過ぎる頃から街は徐々に休暇モードに入り始めます。
クリスマスディナーの材料を買い出しし、時間のかかるものの仕込みをし、家中を飾りつけ、25日に備える楽しい時間がゆっくりと過ぎていきます。
ディナーはイブではなく、25日の昼から
1年で一番ご馳走を食べる日であるクリスマスのディナーは、12月25日の昼くらいから徐々にスタートします。
「日本では、独身だったらクリスマスディナーは、イブの夜にカップルで食べることが多いよ」とイギリス人にいうと、ほぼ全員にびっくり仰天されます。理由を聞かれますが、私もバブル期に流行り始めたという以外の詳しい由来はよくわからず……。本当にこの日本の奇妙な習慣はいったい全体どこから発生したんでしょうね。
