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新型肺炎やインフルが流行中 入院する認知症の父の「洗濯物」の扱いに困ったアラフィフ娘が出した答えとは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

洗濯物を扱う際には手洗いを 洗い終えた時、干す時、取り込む時

 父の病院から、洗濯物の交換時に関して、特に「こうしてほしい」といった指示はありませんでしたが、他の病院ではどのような処置をとっているのだろう? 看護師をしている友人や、関わっている人々に話を聞いてみると、次のようなコツがあることが分かりました。

1 洗い終えた洗濯物を手に取る時(洗濯機から取り出す時)は、事前に石けんを使って手洗いをし、手にウイルスが付いていないようにしておく

2 洗濯物は、風通しの良い場所で、できるだけ短時間で干すようにする

3 取り込む際も手洗いをし、他の洗濯物に付着しないよう風の向きに気を付け、軽く叩いてホコリや花粉を落としてから取り込むようにする

4 取り込んだら速やかにたたみ、1回に必要な衣類をビニール袋に分けて入れる(我が家の場合、パンツ1枚、肌着1枚、靴下1足、シャツ1枚、ズボン1本、上着1着、バスタオル1枚、フェイスタオル1枚が1回分のセットに)

5 衣類を入れたビニール袋を他の人が触れないように管理する

 こうした対応が必要では? とのことでした。また、自分の体調が多少なりとも悪いようであれば、洗濯の際は必ずマスクを付けて行ったほうが良いそうです。

 少し面倒くさいように思いますが、高齢者施設の中で、もしも新型コロナウイルスが流行してしまったら……なんて、考えるだけで恐ろしいもの。ましてや、自分が運んだ着替えがきっかけで父親が感染源になることも避けなければなりません。