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「もち麦」ごはんに食べ飽きたら…野菜がたっぷり摂れる“リゾット風”がおすすめ 春へのすっきりとした身体づくりを
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近年の健康志向ブームで、もち麦を白米に混ぜて炊き込んで食べているという人も多いかもしれません。白米は使わず、もち麦だけで作るリゾット風レシピを、人気料理家の市川千佐子さんが紹介します。野菜を使ったシンプルな味わいと、酸っぱ辛い味わいの2品です。もち麦は、プチプチとした食感がおいしく、そのまま茹でてサラダのトッピングにしても美味。鍋で20分ほど茹でる程度で手軽です。
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人気のもち麦を使った満足レシピ プチプチとした食感が美味
プチプチとした食感が美味しい「もち麦」。白米に1~5割ほど混ぜて炊き込むと、不足しがちな食物繊維を手軽に補うことができます。また、そのまま茹でて、サラダに散らしたり、ヨーグルトのトッピングにしても美味しいです。
茹で方は、鍋に「水300cc」を入れ火にかけ、沸騰したら「もち麦50g」を加えます。フタをして弱火で20分ほど茹で、やわらかくなったら火を止め、10分くらい蒸らします。そのまま、もち麦のお粥としても食べられます。
サラダなどのトッピングにする場合は、ザルに上げ、水でぬめりを洗い流すとサラッとなり、使いやすくなります。茹でたものは、小分けにしてラップに包み、冷凍保存も可能です。もち麦の独特な香りが気になる方は、茹でる前にも水洗いすると良いでしょう。
紹介するレシピ2品は、もち麦がたっぷりいただけるリゾットのように仕上げます。「もち麦と野菜のシンプルリゾット風」は、もち麦に野菜を合わせてコトコト煮ます。塩とオリーブオイルでシンプルな味付けに。身体をゆるめてくれるような優しい味わいです。
「もち麦の酸っぱ辛いリゾット風」は、キノコや切り干し大根から出るうま味がポイント。仕上げにラー油、コショウや酢をかけると、酸っぱいと辛いがやみつきになるサンラータンのような風味になります。