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更年期の症状なのに夫から浮気を疑われて… 44歳女性が描く夫婦の悲しい“未来予想図”

著者:和栗 恵

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夫婦関係は修復したが… 夫の理解度の低さにイラッと

「子どもたちが寝た後、夫と話し合いをしたんです。私は以前、電話で相談した時に症状も伝えていたつもりなのですが、更年期障害がどういうものなのかをまったく分かっていなかったようでした」

 話し合いの中で、日曜日だったにもかかわらずすぐ離婚届が出てきたことに疑問を持った朋子さんが入手方法を聞いてみると、インターネットで調べ、ダウンロードしたデータをわざわざコンビニのコピー機でプリントしてきたことが判明。

「ああ、この人は自分の想像が及ばないことに対してまったく理解がないんだな。思い込んだら最後、自分だけが正しいって思い込んじゃうんだなって、とても残念に思いました」

 子どもたちのおかげで事なきを得た朋子さん一家。それでも、ご主人からの理解はなかなか深まらず、朋子さん自身はイライラすることも多いといいます。

「あの日、改めてけん怠感や眠気、吐き気など、私の更年期の症状やそのしんどさについて夫に話したんです。でも……すべて伝えてあるのに、夫が帰ってきた時にちょっとソファでウトウトするだけで、『なにサボってんだよ』とか『そんなことまで子どもたちにやらせて恥ずかしいと思わないの~?』とか、茶化すように言うんです」

 そんなご主人の心ない言葉に対して、子どもたちが「今時そういうこと言うのは時代遅れだって知らないの?」とか「パパ、フルクサ~イ!」と、いさめてくれるのが助けになっているという朋子さん。今のところ離婚は考えていないといいますが、子どもたちが巣立ったら見直すこともあるかもしれないと話します。

「私の体調不良をきっかけに、夫に対して『こんなに話が分からない人だったっけ?』ってガックリ。思いやりのなさにはうんざりしてしまいます」

 更年期障害になったことで、ご主人との未来予想図が大きく変わってしまったという朋子さん。せめて更年期が終わるまでに、ご主人が更年期障害に対する理解を深め、心を入れ替えてくれることを祈ります。