仕事・人生
「動かないけれど、僕の足は生きている」 4階から転落し車いす生活に 元警察官が語る障害との向き合い方
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母校での講演や散歩コミュニティの開設など広がる夢
その後、総合病院の事務職に就いたものの、職場の空調で体調を崩しやすいことに気づき転職。現在は資格を生かしながら、在宅の事務職に就いています。
「自律神経の働きに支障が生じているため、周囲の人と快適な温度が違っていたんです。体調を崩さないよう、自分で温度調整ができる在宅ワークにシフトしようと思いました」

また、スレッズでは「ほりすけ」という名前で、自身のこれまでやリアルな現状を発信。忙しくも充実した日々を過ごしています。
「スレッズでの発信は、友人から背中を押されて始めました。いただいたコメントを見ると、街なかで車いすの方とすれ違う機会は少なくても、仲間はたくさんいるんだなと思えます」
障害者のリアルを、もっと多くの人に知ってもらいたい。そう願う堀切さんの夢は、学校を回り、自身の障害に関する講演をすることです。
「いつかYouTubeチャンネルを開設して、スレッズよりも深い話をしていきたいとも思っています。あと、散歩でつながれるコミュニティを作りたい。障害の有無は関係なく参加できて、途中で帰るのも自由。希望者は散歩後に一緒にごはんを食べられたらいいな……なんて思っています」
動かないけれど、僕の足は生きている――。そう話す堀切さんは、定期的な訪問リハビリでストレッチを行いつつ、自分の体を大切にしながら生きています。絶望してもおかしくない人生の転機を、前向きに乗り越えた堀切さん。その姿は似た境遇の人に、心豊かな生き方を考える機会を授けてくれそうです。
(古川 諭香)