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休んだのにだるいのはなぜ? シルバーウィークにうっかりやりがちな“NG行動”4選 医師が教える「正しい疲労回復法」とは
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教えてくれた人:寺井 美佐栄

今年のシルバーウィークは、2015年以来11年ぶりの5連休。「連休中に日頃の疲れをしっかり取ろう」と、目覚まし時計をかけずに眠ったり、ダラダラ過ごしたりしようと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、休み明けに「しっかり休んだはずなのに、なぜか体が重い・だるい」「疲れている気がする」と感じることも。実は、こうした過ごし方は、逆に体を疲弊させてしまう可能性があるそうです。その理由と、連休中にやりがちな“NG習慣”について、ミサクリニック六本木本院院長の寺井美佐栄先生に伺いました。
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しっかり寝たのに疲れが取れない? 睡眠の「質」にも注意
休日に長く寝たにもかかわらず疲れが取れない場合、原因のひとつとして考えられるのが、睡眠の「質」の低下です。
連休中は帰省やレジャーなどで、どうしても生活リズムが不規則になりがちです。夜更かしや朝寝坊、不規則な食事によって体内時計が乱れることに加え、長時間の移動や外出で自律神経にも負担がかかります。また、長時間睡眠や昼寝のしすぎ、飲酒なども睡眠の質を低下させる要因になるそうです。
つまり「たくさん眠れば、疲れがリセットされる」わけではありません。規則正しい生活リズムを保ち、質の高い睡眠を確保することが疲労回復には重要です。
連休中に陥りがちな睡眠の“NG行動”
溜まった疲れを解消しようとした行動が、実は逆効果になっているケースは少なくありません。ここでは、シルバーウィーク中に陥りやすい4つの“NG”を紹介します。
1. 昼過ぎまで眠るなど、起床時間が大きくずれる寝だめ
「平日の睡眠不足を取り戻そう」と、休日に長時間眠り続けたり、昼過ぎまでベッドから出なかったりすると、体内時計が後ろにずれて「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」のような状態になることがあります。
これにより、休み明けに強い眠気やだるさを感じやすくなるほか、長時間横になり続けることで血流が低下し、肩こりや腰痛、頭痛を招くことも。さらに、夜になっても眠れず、生活リズムが乱れる悪循環に陥る可能性もあります。
2. ベッドの中でのスマホ操作、夜遅くの動画鑑賞
就寝直前にスマートフォンを見たり、夜遅くまで動画を鑑賞したりするのも注意が必要です。画面から発せられるブルーライトや情報による刺激によって、睡眠を促すホルモン・メラトニンの分泌が抑えられ、寝つきが悪くなります。睡眠の質が低下すると、翌日に疲れを持ち越しやすいです。
3. 就寝直前の寝酒と熱いお風呂
連休中の昼飲みや、帰省先での晩酌は楽しいものですが、就寝直前の飲酒は逆効果です。
アルコールは一時的に寝つきを良くするものの、体内で分解される過程で眠りを浅くし、途中で目が覚めやすくなります。また、深い睡眠が減少するため、十分寝たつもりが、疲労感が残ることも。利尿作用によって、夜間にトイレで目覚める原因にもなります。飲酒する場合は、就寝の2~3時間前までに済ませ、適量を心がけることが望ましいでしょう。
また、就寝直前に熱いお風呂へ入ると体が興奮状態になり、スムーズな入眠を妨げることもあります。
4. 夕方以降の長時間の昼寝
日中に眠気を感じて夕方以降に長時間の昼寝をしてしまうと、夜の睡眠圧(眠気)が低下し、夜になっても眠れなくなります。その結果、夜更かしの悪循環に陥り、かえって睡眠の質を悪化させてしまうことも。