からだ・美容
「コロコロ便」が気になる… 更年期世代に取り入れたい食材 国際中医薬膳師が解説
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潤いを補うクコの実 手軽な食べ方と薬膳スープ
そこで取り入れたいのが、クコの実です。「杏仁豆腐の上にちょこんとのっている赤い実!」というと、すぐに思い浮かぶ人もいるでしょう。あの赤いものがクコの実で、薬膳の“代表選手”ともいえます。
中医学をもとにした食養生の薬膳において、クコの実は「陰を養う」とされ、「陰虚」タイプの便秘や、乾燥の影響を受けやすい秋の養生に取り入れたい食材のひとつです。最近は、一般的なスーパーマーケットでも手軽に入手できます。品質や栽培方法が気になる人は、「有機JASマーク」のあるものを選ぶのもおすすめです。

クコの実は、そのまま食べることができます。サラダや炒め物に使う場合は、ひたひたの水に5分ほど浸して戻すと、ふっくらやわらかくなります。温かいお茶やスープに入れる場合は、戻さずそのまま加えるだけで自然にやわらかくなるので手軽です。
これからの季節におすすめなのが、「クコの実入り豚肉と白ゴマ豆乳のうるおいスープ」です。薬膳の視点からいうと、クコの実と豚肉は「陰」を補い、白ゴマと豆乳は腸や肺を潤して便通を助ける食材。さらに、胃腸を整えるキャベツやシメジを組み合わせ、仕上げにクコの実を加えます。コロコロとした硬い便が気になるときは、こうした食材を日々の食事に活用するのもひとつです。
乾燥の影響を受けやすい秋。食養生として、日々の食卓にクコの実を取り入れてみてください。
(かみむら 佳子)
かみむら 佳子(かみむら・けいこ)
大学卒業後、ハウスメーカーの営業職にて勤務後、28歳でフードコーディネータースクールに通い、アシスタントを経て独立。35歳で第2子流産後に続いた体調不良をきっかけに、薬膳を学び始める。「あなたスタイル薬膳RKazen」を主宰し、身近な食材で手軽に養生を実践する簡単薬膳や中医学の指導、セミナーなどで活動中。