仕事・人生
「まだ死にたくない」 26歳で希少がんを発症 18時間の大手術を受けた男性を襲ったさらなる試練
公開日: / 更新日:
18時間に及ぶ大手術や過酷な治療を乗り越えた先の現実
腫瘍の摘出手術を受けたのは、2025年12月5日。右アゴの骨や咬筋、顔面神経の一部を切除し、お腹の筋肉や足の神経を移植するという大がかりなもので、手術は約18時間にも及びました。
手術を終えた星川さんを待っていたのは、以前とは変わってしまった自分の顔と向き合う日々でした。
「術後は右側に顔面神経麻痺が残り、自然に笑うことができなくなりました。鏡を見ることさえつらい時期もあって……」

さらに2026年1月には、手術を行った部位やその周辺にがんが再発する「局所再発」の疑いが浮上。2種類の抗がん剤を使っての抗がん剤治療と放射線治療を受けることになりました。
「抗がん剤治療をしているときは、強い倦怠感や口内炎といった副作用に苦しめられ、放射線治療を受けたときには、ものを飲み込むときに痛みが出ました。食事すら難しくなり、精神的に追い詰められました」

生きるために受けている治療によって、食事さえ難しくなってしまった星川さん。そうした苦しい治療を経て、一時は画像検査で腫瘍が見えなくなるほど症状は改善。
しかし、2026年7月、肺の病変が確認され、背骨への転移も判明しました。
「本当にショックでした。とくに、背骨が腫瘍の影響で骨折したときは、起き上がることすら困難なほどの激痛に苦しみました」
