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旬のグリンピースは「主役級」の初夏の味 農家の嫁がやっているシンプルな食べ方

公開日:  /  更新日:

著者:こばやし なつみ

塩茹でのコツ 鍋の中で豆が浮いてきたらOKのサイン

沸騰したお湯に投入後、1~2分すると豆が浮いてくる【写真:こばやしなつみ】
沸騰したお湯に投入後、1~2分すると豆が浮いてくる【写真:こばやしなつみ】

○生グリンピースの塩茹で

【材料】
グリンピース(さや付き) 約200g(豆は約100g)
塩            小さじ2
水            適量(グリンピースがひたひたに浸かるくらいの分量)
※豆の素材の味を楽しみたい場合は、塩の分量を小さじ1に減らしてみてください。

【茹で方のコツ】
1、鍋に適量の水を張り、小さじ2の塩を入れて火にかける
2、沸騰したらグリンピースを入れる
3、茹で時間の目安:1~2分ほど
※新鮮なものなら茹で時間も短くて良いですが、手に入ってから少し時間が経ってしまった場合や青臭さを消したい場合は、長めに4~6分茹でて十分に火を通すと良いでしょう。

【保存の目安】
 さや付きの生グリンピースを保存する場合は、塩茹でしたものを以下の目安で冷蔵・冷凍することをおすすめします。
・冷蔵保存で約2~3日間
・冷凍保存する場合は、ジッパーなどの袋に入れて密閉して約1か月

 グリンピースは、さやから取り出すと鮮度も風味も一気に落ちるので、さやむきは調理の直前にしてください。そして塩茹では、茹で時間を調整して、お好みの豆の食感や風味を味わってみると良いでしょう。また、塩の分量が気持ち多めだと豆の甘みも引き立ち、一層美味しく感じると個人的には思います。

 ちなみに、鍋を火から下ろして流水をゆっくり鍋の中に入れてからザルに上げると、豆の温度が急激に下がることを防ぎ、豆の皮の表面にシワが寄るのも防ぐことができます。しかし、シワがあってもなくてもおいしさに変わりはないので、私は気にせずさっと流水を入れて、ザルに上げた瞬間からつまみ食いを始めてしまいがちです。塩茹でしたグリンピースの活用先としては、サラダにトッピングしたり、肉野菜炒めに片栗粉などでとろみをつけて最後に混ぜ込んだりしても食べやすいです。