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ちぎって混ぜるだけ 梅干しで作るさっぱりごはん 即席スープも美味 食欲が落ちた時にもおすすめレシピ
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暑さを乗り切るために食べる食材の1つといえば、梅干しです。そのまま食べても良いですが、上手に食卓に取り入れてみませんか。梅干しを使ったアレンジレシピを、人気料理家の市川千佐子さんが紹介します。梅干しは、バテやすいこれからの季節に活用したい食材の1つ。家での晩酌のおつまみに活用するのも良さそうですね。レシピは、さっぱりとした味わいのごはんと汁もの。梅干しをちぎって作る「混ぜごはん」、焼いて作る「即席スープ」の手早くできる2品です。さっぱりとした味わいで、暑さで食欲不振の際にも食べやすそうです。
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疲労回復 伝統食の梅干しで唾液分泌を促す
蒸し暑いこの季節、食欲が落ちた時にもさっぱりといただける梅干しを使ったレシピを紹介します。1人の時のお昼ごはんや夜食の1品に。梅干し料理で身体を整えていきましょう。
梅にはクエン酸などが含まれていて、唾液の分泌を促し、食欲を増進させると言われています。また、胃液、消化酵素などの分泌を高め、消化吸収を促すことが期待できます。その他、身体の調子を整えるビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。
「梅まぜサラダごはん」は、ごはんに梅干し、大葉やレタスをたっぷり加えたライスサラダのような一品。鶏ささみを加えてたんぱく質も補います。
「焼き梅干しの即席スープ」は、焼いた梅干しがポイント。梅干しは、加熱することでムメフラールという成分が作られます。血流を改善し、疲労回復が期待できる身体にうれしい成分です。
梅干しを選ぶ時は、塩だけで漬けたものがおすすめ。さまざまなアレンジ料理にもよく合います。