皮ごと茹でてホクホク！　寒い季節にぴったりの温サラダ

　煮物や汁物に登場することが多い里芋ですが、クセのない味わいなので、いろいろな料理に合う万能選手！　これからのシーズンにもおすすめの温かいサラダはいかがでしょうか。ベーシックな味付けなので、おうちにあるものでさっと作れるのもうれしいところ。

　
○里芋サラダ

【材料】（4人分）
里芋　　　　　　　　大6個（500g）
玉ネギ　　　　　　　1/6個
ハム　　　　　　　　3枚

A 酢　　　　　　　　大さじ1
A オリーブオイル　　大さじ1
A 塩　　　　　　　　小さじ1/2
A 砂糖、コショウ　　各少々

ドライパセリ　　　　少々

【作り方】
1、里芋は泥を落とし、たっぷりの湯で皮ごと茹でる。竹串がスッと通るようになったら、湯から取り出し、ふきんに載せて皮をむいて、2cm角に切る
2、玉ネギは薄切りにし、水にさらす。ハムは2cm角に切る
3、ボウルにAを混ぜ合わせ、1の里芋が熱いうちに加える
4、2の玉ネギは水気を切り、ハムと一緒に加えてさっと混ぜる。器に盛り、パセリを振る

スプーンで下処理　素朴な味わいの揚げ物に

　ジャガイモのフライとはひと味違う、しょうゆの香ばしさが食欲をそそる一品。食感を楽しみたいので、火を通さずに皮がむける、スプーンを使った下処理方法がおすすめです。少ない油で揚げ焼きするので、片付けも楽ちんです。

　
○里芋フライ

【材料】（4人分）
里芋　　　大6個（500g）
しょうゆ　大さじ1
片栗粉　　適量
植物油　　適量

【作り方】
1、里芋は泥を落とし、スプーンでヒゲ根や茶色くて厚い皮をこそげ落とす
2、皮をむいた里芋を縦に4等分する。ボウルに入れ、しょうゆをまぶし、10分ほど置く
3、2に片栗粉を加え、里芋全体にまぶす
4、フライパンに、底から1cmくらいの深さまで油を入れる。中火にかけて油が温まってきたら3を加える
5、菜箸で転がしながら、揚げ焼きにする。竹串を刺して、スッと通るようになったら取り出して、油を切る

（市川 千佐子）