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【英国王室の2020年】“王室引退”で英国民の目は冷ややか… アンケートの数字で見るヘンリー王子とメーガン妃

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】
メーガン妃とヘンリー王子【写真:AP】

 コロナ禍で世界が一変した2020年。そんな中でも英国ロイヤルファミリーは、微笑ましいものから議論を呼ぶものまでファンにさまざまな話題を提供した。そこで「英国王室の2020年」と題し、1年を振り返ってみよう。今回は3月末の“王室引退”で世界に衝撃を与えたヘンリー王子とメーガン妃について“数字”に注目。2人に対し、英国民から“厳しい視線”が注がれていることが分かった。

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ヘンリー王子とメーガン妃の好感度は1年で衝撃の急降下

○メーガン妃とヘンリー王子 「帰って来なくていい」が88% 英紙の緊急アンケート調査で(3月)https://hint-pot.jp/archives/33078

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は3月、「新型コロナウイルスで危機を迎えた王室に、メーガン妃とヘンリー王子の臨時復帰を望むか?」というアンケートをオンラインで行った。6396人の読者が参加した結果、実に88%にあたる5575人の読者が「帰って来なくていい」と答えている。一方で「帰って来てほしい」はわずか11%の711人で、「分からない」は1%の110人だった。

 また、「帰って来なくていい」と答えた読者からは「王室を去る決断をしたのは彼らの方。ヘンリー王子が帰って来なくても我々は耐えられる」といった投稿も。夫妻の“王室引退”に対する英国民の憤りが明らかになった。

 
○メーガン妃とヘンリー王子から公爵号の剥奪を! 95%超が「賛成」した英紙の調査が話題に 「今回は許せない」(9月)https://hint-pot.jp/archives/50205

 9月に入って夫妻と米動画配信大手「ネットフリックス」との契約が報じられると、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は9819人の読者を対象にアンケートを実施。その結果、95%に及ぶ9335人がメーガン妃とヘンリー王子の「称号剥奪」を望んでいることが分かった。

 読者は「完全に一般市民となったのなら彼らが何をしようと勝手だが、まだ(公爵などの)タイトルを保持しているまま今回のような契約は許せない」「これ(ネットフリックスとの契約)は、王室存続の脅威だ」などとコメント。辛辣さを極める内容のものが寄せられ、夫妻に対する風当たりがさらに強くなったことを感じさせる結果となった。

 
○ヘンリー王子とメーガン妃を英国民は拒絶 好感度が急激にダウン 1年前とは雲泥の差(10月)https://hint-pot.jp/archives/55744

 市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」が10月に行った調査は衝撃的な結果に。ロイヤルファミリーの主要メンバーを対象に好感度を調べたところ、“王室引退”したヘンリー王子とメーガン妃に対して、英国民が強い拒絶反応を示していることが分かった。

 ヘンリー王子の支持率はわずかに1%と、昨年10月の71%から急降下。“王室引退”を宣言した今年1月が55%、実際に王室を離脱した3月が20%%と徐々に数字を落としていた。そして、夫よりも悲惨だったのがメーガン妃。昨年10月時点は55%とまずまずだったが、今年の調査からなんとマイナスに。1月はマイナス11%、3月はマイナス8%となり、この10月はマイナス26%。1年間で王子は70ポイント、妃は81ポイントも数字を落とす結果となった。