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普段使いのハンドクリームで冬の手荒れを解消! プロ伝授の簡単マッサージ法
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外出先はもちろん、自宅や職場でも欠かせなくなった手指の消毒。毎日の手洗い回数も増え、今年の冬は“手荒れ”に悩んでいる人が特に多いかもしれません。とはいえ、凝ったハンドケアを自宅でやるのはちょっと面倒ですよね。そこで、簡単にできるセルフハンドケアのポイントを、東京の人気ネイルサロン「スパネイル 竹芝店」の店長・高橋有希子さんに教えていただきました。普段使っているハンドクリームの塗り方を少し変えるだけでも、手荒れ対策に効果があるそうです。
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ハンドクリームでひと手間加えるだけで保湿効果アップ
ただでさえ手荒れが気になる冬なのに、今年は消毒と手洗いでもっと気になる……。高橋さんによると、手荒れ対策に一番大事なのは“こまめな保湿”。ハンドクリームは最低でも1日3回は付けるように意識してほしいそう。
「冬の乾燥で肌のバリア機能が弱っているところに手洗いや消毒が加わり、今年は特に皆さん、手荒れがひどいですね。普段お使いのハンドクリームは手洗いの度に付け直してもらうのが一番なんですが、無理ならせめて朝出かける前と夜寝る前だけでも習慣にしてください。また、手の甲に伸ばして終わりにしちゃう人も多いと思いますが、ひと手間、簡単なマッサージを加えると保湿効果が高まります」
ハンドクリームの適量は、手の大きさにもよりますが基本は1円玉くらい。塗り広げる時に爪の根元をぎゅっと押したり、指の間を揉みほぐしたりしてみましょう。マッサージを加えることで血行が良くなり、クリームが肌の奥まで浸透し保湿効果がアップするそう。また、健康な爪が生えてくるようにもなるとのこと。
【簡単マッサージ! ハンドクリームの塗り方】
1、手のひらに出したハンドクリームを手全体になじませる
2、逆側の手指を使い、指の根本から先端に向かって挟み込むように揉む。同時に爪の根元を上から、横からぎゅっと押す
3、親指の根本や指の間など、水かきの部分を揉みほぐす
4、グーにした指で手のひらをぐりぐり押す。最後に手のひらをこすり合わせる
そんなマッサージすら面倒くさい……というズボラさんは、いつもの塗り方を少し変えてみるだけでも効果あり。
「クリームを全体に塗り広げるために両手をこすり合わせる時、30秒~1分程度いつもよりちょっと長めに行うだけでも変わります。手がポカポカしてくると思いますよ」
手荒れ対策にはネイルオイルの併用もおすすめ。ハンドクリームの前、爪の根本になじませるのがいいそうですが、ネイルオイルがない場合はハンドクリームで代用可能。指先にだけクリームを付けて、くるくるとしっかり塗り込めばOKです。