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ウェブ会議の上座下座に、お辞儀ハンコ…「不要だと思うビジネスマナー」ランキング
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誰が得をするのかよくわからないビジネスマナーが多数
不要だと思うビジネスマナーランキングはまだまだ続きます。効率を取るかそれとも礼儀か。難しいところですね。
【4位「服装やメイク」31人】
「ボタンダウンのシャツがダメだという風習。センスがよいファッションであれば、許してもよいと思う」(30代・男性)
「女性だけ化粧とストッキングを履くこと。化粧をしていなくても清潔感があれば良いと思います」(30代・女性)
「夏でもネクタイ・ジャケット着用。顧客の前で汗ダラダラかいているほうが失礼に感じる」(40代・男性)
近年はITや外資系企業などでラフな服装が許容されるケースもありますが、男性のスーツ、女性のメイク&ストッキングはまだまだ根強いようです。自身の所属先では問題にならないが訪問先は違うなど、相手に合わせているケースもあるでしょう。企業のダイバーシティ(多様性)が注目を集める今、見直すべき部分の1つかもしれませんね。
【5位「お辞儀ハンコ」25人】
「わざわざ角度を調節しなくてはならないので時間がもったいない」(20代・男性)
「文字はまっすぐの状態が一番読みやすいので、このマナーは読みにくくするだけで、逆に迷惑」(30代・女性)
「まったくビジネス的な意味のない、不要な気遣いだから」(50代・女性)
河野太郎行政改革担当相の「脱ハンコ」宣言でも注目を集めたハンコ。押すだけならまだしも、角度をつけてお辞儀をしているように見せるというこのマナーは、誰が得をするのかよくわからないものの1つでしょう。
【6位「季節の挨拶や贈答」23人】
「部長→課長→直属の上司の順に毎年『本年も~』の挨拶回りは、伺う方も応答する方も無駄な儀式と思っているはず」(30代・男性)
「お年賀タオル。配っても使われない」(50代・女性)
「年末年始の挨拶まわり。毎年受けていましたが、『挨拶に来た、来ない』で企業への印象に差は持ちませんでした」(60代以上・男性)
ビジネスマナーが持つ本来の役割は、相手への思いやりや敬いの気持ちを伝えるためのもの。ですが現在は、込められていた思いが忘れられ、形式だけが残っているものも少ない印象を受けます。心が伝わるのであれば、形式にこだわりすぎる必要はないのかもしれません。また、ビジネスマナーを実践するのであれば形だけではなく、しっかり思いを込めて行いたいものですね。
(Hint-Pot編集部)