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ヘルシーなのにおいしい! 豆乳かぼちゃスープと菜の花の豆乳クリームパスタ

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:スポーツ栄養士 小川静香

豆乳カボチャポタージュ(上)と菜の花の豆乳クリームパスタ(下)【写真提供:マルサンアイ(株)】
豆乳カボチャポタージュ(上)と菜の花の豆乳クリームパスタ(下)【写真提供:マルサンアイ(株)】

 コロナ禍で免疫力を高める方法や栄養への関心が高まっています。そこで注目されているのが、「豆乳」。そんな豆乳を使った、おいしいレシピをご紹介します。栄養豊富でアレンジがしやすい最強食材でおくちも体もうれしいおうちごはんを楽しみましょう。

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毎日食べたい最強食・豆乳について、まずはお勉強

 新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、新たな脅威が私たちに迫っています。それは「生活不活発病」。これは心や体の機能が低下することにより、健康問題を生じやすい状態になってしまうことを指します。

 外出自粛のため身体的な活動量が減少。体の筋力が低下したり、誰かと話をする機会が減って口の機能が低下してしまったり。そうしたことが重なるうちに、心が不健康になり、体そのものが虚弱化してしまう可能性も。こうした事態を予防するためにも、1日1時間以上のウォーキングや運動、規則正しい食生活を心がけることが大切です。

 しかし、運動が必要だからといって、普段あまり体を動かしていなかった人が、突然激しい運動を行ってしまうのは間違った選択。激しい運動をすると、リンパ球の免疫細胞が一時的に減少してしまうため、逆効果になってしまうことがあります。ウォーキングやストレッチといった軽めのトレーニングを行いつつ、免疫力をアップが期待される食材で栄養を補給する――これが、withコロナ時代に必要な、新しい生活習慣と言えるでしょう。

 そうした新しい生活習慣におすすめなのが「豆乳」です。低カロリーでコスパも良く、良質なタンパク質が含まれています。そのため摂取することで基礎代謝を高め、痩せやすい体作りをサポートすることで知られています。

 また、豆乳に含まれる栄養素が腸内環境を整え、善玉菌を活性化。これにより免疫細胞が元気に働くと言われています。つまり、体の内側から健康になり、ウイルスに負けない強い体を作るのに、豆乳はとても有効だと考えられています。

 ちなみに無調製豆乳とは「大豆固形分8%以上のもの」で、調製豆乳より多くの大豆成分が含まれています。味に大豆の風味や苦みが残ることも。苦手に感じている人は、ぜひ料理に用いましょう。

 マルサンアイ(株)栄養アドバイザーで、公認スポーツ栄養士の小川静香さんに教えていただいた、豆乳レシピをご紹介します。