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子ども用ストローもない移住先に驚愕 竹トイレットペーパー定期便開発者の気付き
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違う場所に住んでいるからこそ多様性を兼ね備えた商品に
「BambooRoll」を手がける、おかえり株式会社は、ポートランド在住の松原さんと、日本の長野、北ヨーロッパのエストニアに住む3人が立ち上げたスタートアップ企業。全員の居住国がすべて別というのも珍しいケースです。
「今までもオンラインでやってきたし、コロナ禍でリモート環境もすごく進んで、不可能ではない状況になった今だからこそ、挑戦する価値はあるのかなと。時差が3つあるのは、割と大変ですけど(笑)。多様性を認識したり、理解したりというのは実際に体験しないと実感できないこともあるので、米国、エストニア、長野とそれぞれ住んでいる場所が異なることも、今後の事業に何かしら影響があるのかなと思っています」
コロナ禍と同時に、ポートランドでは昨年、大規模な山火事があり、より環境問題を考えるトリガーだったそう。
「山火事は、プロダクトをちょうど考えていた頃で、地球のどこでもみんながこの山火事を経験するようなことになったら手遅れだなと思いました。日常の中で変えられるものを作っていかないと、継続的に何かが変化することってないんだろうなと感じています」
「サステナブル」や「エシカル」と言われると、何だか難しく、ついつい大きなことに考えてしまいがち。ですが、日々の暮らしの中にも変えられるきっかけがあります。海外で会社を立ち上げた松原さんのバイタリティにも学ぶ点はたっぷり。人生を変えるきっかけも、やはりふとした気付きからなのかもしれませんね。
(yoshimi)