仕事・人生
サンシャイン池崎 多頭飼育崩壊の現場で猫の保護活動に参加したい 原動力は“恩返し”
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テンション高めの絶叫ネタが定番のお笑い芸人、サンシャイン池崎さん。2018年にNPO法人「猫の森」から迎えた2匹の保護猫、「風神(ふうちゃん)」と「雷神(らいちゃん)」を溺愛する様子は、SNSでもおなじみです。譲り受けた縁から保護猫活動ボランティアへ参加するようになり、その様子を自身のYouTube「ふうちゃんらいちゃんねる」で配信。経費を除いた収益を全額寄付したことも話題になりました。そんなサンシャイン池崎さんに、保護猫活動のお話をお伺いしました。
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保護猫活動ボランティアは素敵な縁をもらった恩返し
ずっと「芸人として売れたら猫を飼うぞ」と思っていました。でも、保護猫活動についてはまったく知識がなくて「そういう存在があるんだ」というくらい。当時、ちょうど知り合いのタレントさんが、保護猫団体さんから猫を譲ってもらったタイミングだったので、猫を飼うならと紹介してもらったのがきっかけです。
ふうちゃん(風神)とらいちゃん(雷神)を、SNSやYouTubeで見ていただいている方もいらっしゃるかもしれませんが、めちゃくちゃいい子なんですよ。こんなにいい子を紹介してもらって、申し訳ないなと思うほど。今も保護猫団体さんでボランティア活動を続けているのは、いい縁をもらったお礼じゃないですけど、恩返しができたらいいなという気持ちが強いです。
知らなかった多頭飼育崩壊 ボランティアの大変さを実感
保護猫活動のボランティアに参加して、最初に驚いたのは“多頭飼育崩壊”という状態に陥っている人がいること。そういう現状があることもそれまで知らなかったですし、そこから猫を保護するのも本当に大変なんですよね。
また、保護した猫たちのお世話も簡単ではありません。朝ごはんをあげて、掃除して、お薬。また夜も同じようなことを繰り返して、それをボランティアで一生懸命やっている人たちがいるということにも驚きました。
猫への愛、猫に関わるのが好きという気持ちがあるからだと思いますが、毎日やっていらっしゃることがすごい。生半可な気持ちじゃできないですから。