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サンシャイン池崎 多頭飼育崩壊の現場で猫の保護活動に参加したい 原動力は“恩返し”
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警戒心が強かった保護猫も環境によって表情が変わる
やっぱり保護された猫は人馴れしていないというか、警戒心が強い。でも、ボランティアさんのおかげでどんどん表情が柔らかくなって、凶暴性がなくなってくるんですよね。環境や接する人によって、こんなにも変わるんだなとそこも驚いた部分です。
とんでもなく狂暴で、突然引っかいてきたりして「怖いな」と思っていた子も、何度かボランティアに行くうちに触れさせてくれるようになったり、デレデレに甘えてきたり。みんな、めちゃくちゃかわいくなるんですよ。
だから、どの子も譲渡会で里親さんが決まると、感慨深い気持ちになるし、かわいがられている姿を見るとホッとします。
今、できるのは保護猫活動を発信して知ってもらうこと
とはいえ、僕の本職はお笑い芸人。保護猫活動をメインにはできないですし、このコロナ禍で直接「猫の森」さんに伺うこともなかなか難しい状況です。そんな中で今、僕ができることといったら、SNSやYouTubeを使って保護猫活動を発信することくらい。できる限りの部分で「こんな活動があるんだ」と知ってもらえたらと思っています。
僕自身、先日初めてブリーダーさんの多頭飼育崩壊というものがあると聞いて、まだまだ知らないことが多いなと実感しました。飼ってみたけど大変だからと捨てちゃう人がいたり、飼うだけ飼って多頭飼育崩壊を起こしてしまったり。そういう現状があるということは、もっと知られるべきだなと思います。
今後、もし多頭飼育崩壊のところに保護をしに行くことがあったら、自分も現場を見てみたいという気持ちもあります。すごく大変だと思いますが、そういう実際の状況もYouTubeなどで発信した方がいいのかなと考えています。