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梅雨のだるさは「湿気負け」のサインかも 香味野菜で余計な湿気を発散!
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梅雨に常備しておきたい! 体をすっきりさせる身近な香味野菜
薬味という通称を持つ香味野菜には、胃腸の働きを高める効果や、発汗を促し皮膚や筋肉に溜まったいらない湿気を発散させるという共通の働きがあります。
香味野菜とひとくくりにしてもそれぞれ違った個性があるので、ここでは食材の効能と香味野菜をつかったレシピをご紹介しましょう。梅雨時の献立を考える際の参考にしてください。コショウや山椒などのスパイス類にも、湿気を発散させる働きがあります。香味野菜と上手に組み合わせるとさらに効果がアップしますよ。
【食材と香味野菜の効果】
・玉ネギ 気の滞りを促して胃腸を元気にする。吐き気、ゲップ、胃もたれに
・シソ 胃のもたれなどの不快感。魚介類の食中毒予防やそれに伴う下痢や嘔吐
・パクチー 胃腸の調子を整える。消化促進作用により食後のお腹の張りを回復
・ミョウガ 風邪の予防。血のめぐりを良くすることから月経痛や生理不順にも
※肌にかゆみや炎症がある場合は、悪化させてしまうこともあるので摂取は控えましょう。
市販の焼き鳥と香味野菜を使えば10分で完成! ベトナム風・サンドイッチ「バインミー」
市販の焼き鳥と先にご紹介した香味野菜を使えば、あっという間に「バインミー」が完成! トースターで温めたフランスパンに切り込みを入れて、内側にバターとマヨネーズを薄く塗り、お好みの香味野菜と焼き鳥を挟むだけです。
ニンジンと大根の紅白なますやホットソースがあれば、本場の味にもっと近付きますよ(写真はタレ味のつくねを使用しています)。
(村上 華子)
村上 華子(むらかみ・はなこ)
中医薬膳師、薬膳料理研究家、ヨガインストラクター。薬膳とヨガの教室【季結び庵】主宰。スーパーで手に入る身近な食材を使った季節の薬膳ごはんや、中医学とヨガの知恵を融合させたボディケアを研究中。自然と調和した心地よい毎日のために、日本の風土と個人の体質に合わせたライフスタイルを提案している。
インスタグラム:tokimusubian